今の仕事を活かして新たな事業展開・収益を生み出す「スクール事業」の始め方 -4ページ目

今の仕事を活かして新たな事業展開・収益を生み出す「スクール事業」の始め方

一見スクールとは関係ない
事業をしている方におすすめ!
あなたのビジネスがどんどん広がる教育事業の始め方を、実経験に基づいたメソッドでお教えします

私たちは普段、

「お客様に喜んでいただくために」

仕事をしています。

「良かった、助かった」という

お客様の嬉しそうな顔を見て、

「やっていて良かった!」と感じます。

実は、スクールで生徒さんを教えるのは、

その数倍の喜びが得られます。

 

自分が教えたことで、

その人が出来るようになったり、

より良くなっていく「変化・成長」を

実感できるからです。

お客様とは1度しか関われない場合もありますし、

たまにしかお会いできない方もいますが、

生徒さんは、ある程度の長期間、

定期的に会うことになりますので、

成果を確実に見ることができるのです。

それにスクールは、

先生だけが頑張っても成果は出ません。
そこに生徒さん本人の

努力がなければいけません。

 

普通に教えているだけでは、

なかなか努力してくれません。

 

だから先生は、
「どうしたらもっと上手く伝えられるのだろう?」
「どうしたらやる気になってくれるのだろう?」
と常に生徒さんのことを想い、

必死で考え始めます。

 

いつもその人のことを

考えているわけですから、

「恋」しているみたいなものです。
好きとか嫌いではなく、

考えれば考えるほど、

他人事ではなくなるわけです。

 

だからその人の成長を見た時の

感動ったらありません。

 

「ダメな子ほど可愛い」とか言いますが、

そういうことなのだと思います。

 

一度これを味わったら、やめられないのです。
 

 

スクールの良し悪しは

卒業生でわかります。

 

有名な先生が教えるとか、

カリキュラムが魅力的だとか

ではありません。

 

そのスクールで学んだ人達が

どうなっているか、

それがそのスクールの全てを

物語っているのです。

 

先生にとって、生徒さんの姿は、

ある意味自分の作った「作品」なのです。

 

それが自分自身の力量をあらわすのですから、

とにかく一生懸命育てて、応援して、

幸せになってもらわなければなりません。

ですから、教える時には

「技術を盗まれる」だの、

「ライバルを増やす」だのと言って、

出し惜しみしている場合ではないのです。

 

とにかく自分の知っていることは

全てさらけ出し、

やれることは全部やってあげます。

(甘やかすという意味ではありませんが)

生徒さんはそれぞれ

いろんな夢を持っています。

自分一人では思いつかなかった、

とても出来なかったようなことを

実現してくれます。

 

それを応援させていただく

「先生」という仕事をしていると、

そういった夢の実現を共有することができます。

いろいろな世界を見せてくれるのです。

 

そして、自分はそんな

「素晴らしい人を育てた先生」になれるのです。

私のところには、

日々卒業生が会いにきてくれます。

何かに迷った時はもちろんのこと、

嬉しい出来事の報告だったり、

その理由はさまざまですが、

そういった「人生の過渡期」に私を思い出して、

会いたいと思ってくれる人がたくさんいる・・・。

幸せそうな生徒さんの顔を見ることほど

嬉しいことはありません。


私が応援している人達が、

どんな風に自身の夢を叶え、

活躍していくのかを考えるだけで

毎日ワクワクしています。
 

 

生徒さんにもいろいろな性格の人がいます。

人間ですから、当然素敵なところもあれば、

弱いところもあると思います。

例えば時間にルーズだったり、

ちょっと上手くいかないと

すぐへこんでしまう性格だったり、

言葉遣いが乱暴だったり・・・。

「スクール業」をやっているところは、

生徒さんを「お客様扱い」していることが多いです。

 

生徒さんのだらしない部分に対して、

何も言わずに我慢をし、

裏で文句を言っているパターンです。

 

もちろんお金を払ってくださるのですから、

お客様には違いありません。

 

しかし、本当にそれでいいのでしょうか?

 

そこが他の事業とスクール業の

決定的な違いなのかもしれません。

 

挨拶、時間、掃除、道具の管理、言葉遣い・・・など、

仕事をしていく上で大切なことはきちんと教える。

それこそがスクールとしての責任だと思うのです。

現場で働き出してすぐに辞める人の多くは、

たいていその手のことで叱られたり、

呆れられたりして、

関係が悪化してしまい、

居心地が悪くなってしまう場合なのです。


ですから、

そういう仕事をする上での基礎的なことは

スクール生のうちにうるさく言われて

習慣として身につけてしまえばいいのです。

 

そうすれば、

現場に出た時に

余計なことで自信を失くさずに、

とにかく技術や経験を磨くことに

集中できると思うのです。

 

技術や知識を教えながら、

仕事力、現場力を教えるには、まず

スクールの中にきちんとした「ルール」を作ることです。

 

ルール違反はなるべく初期の頃に

見逃さず、その都度説明するのです。

 

そもそも何の為にスクールに通っているのか。

「現場で稼げる人になる為に

お金を出して学んでいるのだから、

そういうこともきちんと言います。」

と明確にしておくのです。

 

それがスクールとしての責任ではないでしょうか。