先日のお仕事の現場近くにとても惹かれる建物があり
ものすごい風格を感じました。
あまりに気になったので、近くを通った女性にお尋ねしてみたところ
元々は工場の倉庫だったとのこと。
更に詳しく聞いてみると
大正6年に創業した東洋紡績の富田工場敷地内に建てられていた、
原綿を保管する倉庫だったそうで、
平成12年4月に登録有形文化財に指定されたのだそうです。
「伊勢湾台風のときにも全く損傷なく残っているから、
すごく強い建物なのよ~」
と仰っていました。
なるほど、だからこんなに壮大で威厳を感じる魅力があるんだと思いました。
赤レンガはあたたかみがあって、
積み重ねて建物となると強さや荘厳さを作り出しますよね。
以前、インテリアの一部に、
オーディオのレイアウトで赤レンガを部屋に使っていたことがあるのですが
赤レンガはそれだけで雰囲気のあるアイテムなので、
部屋をうまくまとめてくれ、その空間が気に入っていたのを思い出しました。
ちなみにこの赤レンガ倉庫は、今は中が改装されて飲食店になっており
時間がなくて中に入れなかったのが残念でしたが。
国の登録有形文化財だから、と言う理由でなく
パッと見ただけで純粋に惹かれてしまう存在感に感しきりでございました。