こんにちは
青山サロン、パールの猪本節子です。
分厚いコートがいらないこの時期は、おしゃれが楽しいシーズンでもあります。
この10年ほど、ファッションはシンプル&ベーシックが主流です。
以前のように「この冬のトレンドは○○」と断言できる傾向がなくなってきています。
これを「流行に振り回されなくてよい」と考えることもできます。
一方で、気づかないうちに「流行遅れの人」になってしまうことも…
ファッション関係の仕事でもない限り、おとな世代は全身トレンドでまとめる必要はありません。
でも、サロンオーナーのように美に関わる仕事をしていれば、ある程度トレンドを取り入れたほうがビジネスに有利で、好印象を与えることができます。
理由は3つあります。
なぜなら、トレンドに敏感ということは、世の中の動向を捉えているということなので、社会性の高さを表しています。
トレンドを自分に似合うようにアレンジして着こなしていれば「自分のスタイルがある人」と印象づけることができます。
自分の“装い”について印象管理ができる人は、本業のビジネスのレベルも高いと期待させることができます。
これは、知人で、経営者や講師・講演家専門のイメージコンサルタントが言っていました。
わたしもまったく同感です。
では、どのくらいトレンドを取り入れたらいいのか気になりますよね。
それには自分なりの判断基準を持つことです。
ひとつは体型や肌の色、自分の個性や印象を活かすトレンドだけ取り入れるということ。
わたしの場合、首まわりが開いているデザインが基本です。
たとえばVネック。
どんなにタートルネックが流行っても、わたしは手を出しません(笑)
今年は80年代をベースにしたヴィンテージミックスのデザインも見かけますが、80年代に青春時代を送った世代が、そのまま着るのは危険です。
特徴のあるデザインは、服よりアクセサリーなど小物で取りれるといいですね。
また、今年は赤系が流行しています。
赤もボルドー系のように紫がかったものからオレンジ寄りまで、さまざま。
わたしの場合、朱赤のように黄みがかった色が似合います。
そこで自分の定番色であるオフホワイトやベージュに、差し色として楽しんでいます。
もうひとつは、自分の「好み」だけでビジネスの服を選ばないこと。
経営者にとって服装はビジネスの看板です。
プライベートは「好み」だけで楽しんでも、ビジネスはお客さまから見た“印象”が大事
イメージコンサルタントのような印象管理のプロにアドバイスしてもらったり、カラーリストに似合う色を診断してもらったりするなど、客観的に自分の美点を知ることが大事です。
自分の外見に自信を持つきっかけにもなりますしね!
おとなにふさわしい方法で、トレンドを楽しみましょう