あー姉卒業おめでとう!
幼稚園からずっと続いた学校生活が
ようやく終わりましたね。
本当によく頑張ったよね。
楽しかったことつらかったことたくさんあったね。
ママとしてはつらいけど頑張ってしまう
あー姉の学校生活が早く終わったらいいのにと
思っていました。
保育園の時
鏡とお友達かなと思うくらい
鏡に向かってよくしゃべってたよね。
言葉がはっきりしなくてうまく説明できない時も
ニコニコ笑顔で誰か助けてくれてた気がする。
寝るときはママのひじが大好きで毎日触りながら寝ていましたね。
漠然と発達の遅れが心配になって近所の小児科に来る心理の先生と話した時があったけど
その時は
この子には事前に予習するみたいなことが必要かもしれませんけど大丈夫ですよ🙆♀️と言われたっけ。
幼稚園の時
いつも先生にくっついて
ばいきんまんみたいな髪型して
とびきりの笑顔で笑ってたよね。
なんのくもりのない笑顔だったと覚えてます。
小学校にあがって
1年生のテストから間違いがたくさん😅
これはやばいかもとママは仕事柄思ったけど
あー姉はどう思ってたのかな。
もっとちゃんとお勉強教えてあげたら
よかったかな。
でもなんか追い詰めちゃいそうだったから
そこまでガツガツはやらなかった。
3年生くらいかな。
クラスでちゃんとやっていけますか?と
面談の時泣きながら聞きました。
そしたら静かで迷惑かけてないし
真面目でがんばりやさんだから大丈夫🙆♀️と言われたんだ。確かにがんばりやさんだよね。今もそう。
ピアノやらスイミングやらミュージカルやらたくさん習い事をしてたよね。楽しそうな反面、キツそうだなと思う時もあった。ミュージカルのフリが覚えられないから私と必死で練習した時が懐かしいね。
このころはもう半ば勉強は無理させたらかわいそうなんじゃないかと思い、近所でできる柔道に行ってみたんだよね。一芸に引いでればとかメンタルが強くなればとか思って勧めてあー姉も優しく教えてくれる先生が好きで始めてくれたんだよね。
この辺でママはあー姉にあやまらなきゃいけない。
勉強はいいとしても、自分でやるときめた柔道の練習にいきたくないと言ってた時、すごく怒って無理やり泣いてるあー姉を連れて行ったことがあった。
きびしくしたら頑張れるんじゃないかと思ったのかもしれない。それなのに、ちゃんと行きたくないつらいと伝えたのに私は聞いてあげなかった。ほんとにごめんね。
それからいじめられたりしたこと何回かあったね。
がまんしてがまんしてようやく言ってくれた。
言ってくれてよかった。言ってくれなかったらなんにもしてあげられなかったから。
でもあー姉は1日も学校を休まない子だった。
勉強したい。学校いきたい。と言っていたね。
高校を卒業して、あー姉はうちにいたね。
人生の休憩でした。
ママも大学生になってたから、一緒に図書館に行ったり、ランチを食べに行ったりして、あー姉が元気になりますようにと願っていました。
そして
元気を取り戻してくれたあー姉
農業アカデミーの受験を決め
ちゃんと合格してくれました。
通ってからも
人間関係にはとても苦労していたけど
先生やカウンセラーさんがたくさん助けてくれた。
ママが話を聞いてくれるだけでいいと
ベッドの足もとに座って
たくさん話をしてくれたね。
時々
心配しすぎて怒ってしまうこともあって
よくなかったなぁと思う。
そんなとき
あー姉は赤いバラの浮いているグラスをプレゼントしてくれたんだよね。
今日の日を迎えて
いつどうやってあげるのが正解だったのかなと
考えてしまいます。
私が迷っているうちに、あー姉は、たくさんつらい思いをしたと思うんだよね。おいつめちゃったこともあったと思う。
親の望む姿をおしつけてたかもしれない。
失敗しないように親が手を回していたから
返って自信がなくなってのかもしれない。
それでも
こんなママでも
大好きだと言ってくれる
優しいあー姉。
素直に育ってくれてありがとうね。
帰り道
みんなに内緒でごちそう食べようと牛タン定食✨
大好きな彼氏の話も聞いて女子トーク💕
なんで今まで頑張ってこれたのかな?て聞いたら
うーん
そうだね
根性だねー😝と
その通りだね。
あー姉は根性あるよ。
卒業証書を受け取り
なんかうれしい💕とあー姉。
素敵な農業ガールになって
幸せに暮らしてね👨🌾