栄養士なのに〇〇管理ができない! | 私は私で生きていく! 栄養秘書 きたむらえりこのブログ

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管理栄養士きたむらえりこが自分らしさを探します

先日のレシピコンテストの

審査をして感じたことです。

 

私個人の見解として、

レシピは対象者を決めて

考案するものと感じています。

 

なので、対象者の絞り込みが

必要になってくる。

 

30代といっても、

30歳と39歳を

一緒にしてはいけないですしね。

 

なので、パーソナルな対応が

できるわけです。

 

例えば、

旦那さまが最近太ってきて、

何かメニューを考えたい。

 

旦那さまの仕事内容によって

活動量は変わってくるわけですし、

好みもあるかもしれない。

 

奥様が仕事をしているかそうでないかで

レシピも考えないといけないし、

 

子供がいるかどうかでも

提案する内容は変わってくる。

 

多種多様なレシピから、

「これだ!」と思ってもらえるものを

提示しないことには、

実践してもらうのは

難しいのかもしれない。

 

なので、レシピは「パーソナル」な対応が

できるわけです。

 

給食は特定の集団に

提供するもの。

いろいろ栄養基準なども

あるわけです。

 

集団のほぼ全ての人が当てはまる

数値を出してはいるけれど、

本当にこれがその人にあっているのかと

ふっと考えてしまう。

 

基準はもちろん

ないといけないのかもしれませんが、

「平均値」に持っていく数値に

なってしまう。

 

ここ最近の私の考え方は

偏っているのかもしれませんが、

 

どうしても、

目の前の人の困っていることに合わせて、

何かを提供するという考えに

なっているので、

 

集団の中で、基準の中で、

表現しなくてはいけない「給食」というものの

考え方ができなくなっている。

 

今まで、給食管理の現場で

働いていたのに、

もうその仕事には

戻れないのかも…