最近出逢った人たちに
その昔、鬱になったことがあると話すと非常に驚かれる。
順風満帆に生きてきて
人生を謳歌しているように見えるらしいのだけど
や、確かに、その頃の自分と比べたら
断然今の方が人生楽しんでいる![]()
生きててよかった~と
傍にいてくれた人たちを思い出す度に手を合わせ
自分自身にも感謝するんだけど
最近になってもう1人、前よりもっと深く詫び、感謝した人がいるの
それは、鬱の時に一番ムカついて腹立ちまくって敵扱いした
郵便配達のおじさん。
鬱の間、幼い息子たちの面倒も、自分の身の回りの事も出来ずに
朝からカーテンを閉めて暗い部屋で
息子たちに当り散らし 罪悪感・自己嫌悪・自責を繰り返しながら
ベッドで体をまるくし、お布団にくるまってたころ
どうやって息子たちと死のうかと考えてたり
声を出す前に涙があふれ出る
苦しさしか感じなかった私に
「何やってんだ!しっかりしろ!!母親だろ!!」と
活を入れた人でした。
そこから私の行動が少しずつ変わっていった。
でもそれは、活を入れられて目が覚めたわけでもなく
背中を押してもらったわけでもなかった。
じゃぁなんだったかと言うと
そこで初めて、私が私の味方になったの。
1度目は、活を入れてきた郵便配達のおじさんの所為にして
引き篭もったままだった。
ところがおじさん、(懲りもせず)2度も活を入れてきた。
その時にね、
「私が一番この状況も自分のことも分かってるよ。辛いよね」と
今までのように鬱の自分を責めず、寄り添ったんだよね。
そこからだった
ある日、なぜか
ちょっとカーテンを開けてみようと思えて
日中にカーテンを10cmほど開けてみた
光が痛いと感じた時は閉めた
そんなのを繰り返して、段々と外に出れるようになって
鬱から抜けた。
人目が気になるのは変わらずにあったけどね![]()
私がどうして自分を全肯定するのに強く惹かれるのか
もしかしたらこういう体験があって救われたのを
潜在意識か魂のレベルで分かってるからもしれない。
今ふと、そう思った![]()
郵便配達のおじさんは、敵のようでありながら
私が私を救う切っ掛けをくれた救世主だったのかも。
あ、もしかしたら今のこの私の思いが
郵便配達のおじさんを使って
30年近く前の私に届けているのかもしれないな~
な~んて、タイムトラベラーとかSF好き過ぎ![]()
自分にあてはまるか分からないけど
がんばり屋さん
自分より人が喜ぶなら進んでやる人
心優しい人
我慢強い人
責任感が強い人
こういう人たちが鬱になるんだと思う
一見そういう行動が自分だと思ってしまうけれど
これらの行動が一番自分から遠のいて鬱になる
じゃぁ
ホルモンバランスの崩れが原因だと言われている更年期鬱はどうなのか
更年期鬱も体験したので 次に書くね~