【38w1d】生まれました | 【KLCで授かりました】2016.11月娘出産♪pear-cherryの不妊・不育・子育てのキロク

【KLCで授かりました】2016.11月娘出産♪pear-cherryの不妊・不育・子育てのキロク

4年の不妊治療、初回のIVFで子宮外妊娠。その後3度の流産。KLC転院後9回目の移植、41歳で5回目の妊娠そして出産へ。甲状腺機能低下症、坑リン資質症候群持ちの不妊・不育、生後8ヶ月で職場復帰したワーママです。お受験に参戦、2023年より電車通学っ子となりました。

予定帝王切開にて、38w1dで女の子を出産しました!

36w以降は週2の検診にしてくださり、通院は大変でしたが、精神的には落ち着いた臨月を過ごすことができました。

37w後半、そして入院初日、翌日のNSTが芳しくなく、ほんとーーーーに心配でした。
胎動もほとんどなくなりえーん
早く切って出して!そんな気持ちにもなりました。

手術前の入院中は、毎日のNSTに加え朝晩の心音チェックもしてくださり、極力不安のないようにしていただき、感謝感謝です。

手術は半身麻酔の中で行われました。
まだ赤ちゃん出てきてないのに、涙が溢れました。
私のおなかで息耐えた5人の赤ちゃんのこと、同じ場所で受けた子宮外妊娠や筋腫手術のこと。
一気に脳裏に溢れて、涙が止まらなくなりました。

赤ちゃんが出てくる寸前、先生が私の腹に乗ってるガーン
張りがほとんどなかったため、赤ちゃんが下がってなかった模様。
一瞬そこで涙が引きました滝汗

「赤ちゃんでましたよ」

看護士さんが教えてくれましたが、産声が聞こえない。
不安Maxの中、小さく鳴く我が子の声が聞こえました。

感動といとおしさで涙が爆発しました。

赤ちゃんを横に連れてきてもらい、最初にかけた言葉は、

「あいたかったよ!
母ちゃんあんたに会うまでいろいろ大変だったんだからー」

でした。

もう涙でぐちゃぐちゃ。

そして一晩、術後の激しい痛みに耐え、いま少し落ち着いたところです。

まだまだトイレもしんどい状態ですが、赤ちゃんと二時間過ごさせてもらい、痛みも吹き飛ぶ気分でした。

「あきらめなくてよかった」

手術台の上で、おなかを綴じてもらっているとき、こうつぶやきました。
先生は、「ほんとに、そうだね」

何度も何度も、苦しくて悲しくて、治療をやめようと思いました。
流産するたびに自分を責め、自然流産で受け止めた我が子を手に、駅のトイレでむせび泣いたこともありました。

高度生殖医療と言われる領域に足を踏み入れて4年、かかったお金は膨れ上がり、疲れ果てましたが、あきらめなくてよかったです。

この日を迎えて、まちがいなく人生で一番良き日となりました。