本日、
16回目の移植後記念日を迎えました!
このブログも17年目に突入です。
直近の検査データは…
クレアチニン 1.64 H
尿素窒素 23.3 H
尿酸 7.3
血糖値 101
HDLコレステロール 110
non HDL 118
ヘマト 46.9
尿蛋白 −
服用中の薬は…
グラセプター 朝 1.5mg
セルセプト 9-21時 500mg×2回
プレドニン 9:00 5mg
その他、
バイアスピリン,フェブリック,アムロジン
アルトバスタチン,ダイフェン,ボナロン…
気がかりなところは…
骨粗鬆症、腎臓硝子化、脳梗塞、
クレアチニン高め、時折尿蛋白±、
様々な感染症、血圧・体重のコントロール…
数えきれません(笑)
自慢できることは…
3kmラン
2008年移植者スポーツ大会:栃木 完走
2009年移植者スポーツ大会:福岡 完走
10kmラン
2011年東京マラソン移植者の部 完走
体はポロポロですが、なんとかここまで
この程度の体調でやってこられたのは、
ひとえにいただいた兄の腎臓が強靭で
あったためと感謝しています。
そうは言ってもいつかは移植腎に寿命が…
今後期待するのは何と言っても再生医療。
2年前の状況は…
では、
再生医療の最新の状況は…
ネットでざっと調べてみました。
お時間と興味がありましたらお読み下さい。
※間違えがあったたり新しい情報があったら
教えてください‼︎
1.元になる幹細胞の種類
①ES細胞
受精卵の胚芽細胞を元に作る
体の様々な細胞を作ることができるが
受精卵を使うので倫理的に課題
いまは使われず廃棄される人工授精卵
を利用することで承認されている
②iPS細胞
皮膚にある繊維芽細胞から人工的に作る
倫理的な問題はクリアできるが、
癌化する可能性がある
③体性幹細胞
体のあちこちにある幹細胞をを利用
倫理的問題や癌化の問題は解決できるが
作れる細胞が限定的
神経細胞,増血細胞など…
2.それぞれの研究の現状
①ES細胞の再生医療研究例
熊本大学の研究
腎臓を形成する3つの細胞を誘導
ネフロン前駆細胞,尿管芽,間質前駆細胞を
組み合わせ高次構造の構築に成功
②iPS細胞の再生医療研究例
東京慈恵大学の研究
iPS細胞からネフロン前駆細胞樹立し、
ネフロン前駆細胞から再生腎臓樹立
京都大学の研究
iPS細胞からネフロン前駆細胞と集合管のもとになる 尿管芽を分化誘導する方法を確立
③体性幹細胞の再生医療研究例
名古屋大学の取り組み
難治性のIgA腎症に脂肪由来間葉系幹細胞
を投与する臨床試験を実施中。
2年前ブログに書いた東北大学の
muse細胞も体性幹細胞の一種と
言えますが、いまは脳梗塞の治療に
力を入れているようです。
腎臓のような複雑な臓器を再生する研究は
急には進みませんが、近年大企業の資本が
入り始めて研究は一層歩みを進めています。
研究者には是非頑張っていただきたいです。
さてさて、
16年が過ぎましたが、移植の先輩が大勢
いますので心強いです。まだ16年…
♪ピーナッツはまだ16だから〜♫
センチメンタルな移植の旅をまだまだ
続けていきま〜す‼︎
※プロフィールの生年月日は移植で生まれ
変わった二度目の誕生日です
ホントは若くはなく老いぼれています。