移植前日の5/16、4年間579回目の透析が、最後の透析となった。
この頃は、デジカメもパソコンもなかったので、
携帯電話を使ってブログを書いていた。
したがって、送信できる写真や文字数に制限が
あり、満足いくブログが書けなかった。![]()
この日、使い捨てカメラを使って、最後の透析を
看護師さんに撮っていただいた。![]()
その写真がこれである。写真手前が血漿交換の機械
、奥が通常の透析装置である。
右上の袋が対B抗体を取り除いた他人の血漿で
ある。これまでに、何回か私の血漿中から
対B抗体を取り除く特殊な透析を何回か行い、
抗体の値を下げておいてから、最後の処置として
この血漿交換をするようだ。血漿交換では、
自分の血漿を少しずつ捨て、この黄色味がかった 他人の血漿を3.2Lを体内に入れた。この後は
前にも書いたように、猛烈な痒みとジンマシンに
襲われた。人体の個性とはたいしたもので、
全く同じように見える血漿でも、ちゃんと自分と 他人を見分けることができる。血漿でこれだけ
の抵抗を見せるのだから、これが兄弟とはいえ、
他人の腎臓が体内に入るのだから、その抵抗たるや
幾ばくかと想像ができる。別の見方をすれば、
それを防ぐ免疫抑制剤の薬効はそれだけ強力だと
いうことが言える。
脾臓摘出や血漿交換、その後服用する免疫抑制剤
など、血液型不適合の移植に関する技術は、
これまでの移植技術の積み重ねのたまものである
といえそうだ。先人の苦しみと努力、技術の進歩 にも感謝。
この写真の透析がいつまでも最後の透析の記念写真
であってほしい。![]()
