隠れ肩こりって知っていますか?
これ男性に多いそうなのですが、実は肩こりなのに、まったく気が付かない、自覚がない人たちのことを言うんです。
え?肩こりなのに気が付かないって、ありえない?
そう、女性はすぐ気が付くのですが、それは筋肉量が少ないから。
触るとごりごり、肩が硬くて骨を押しているみたい。
ほかの人が触って指摘しても、肩こりじゃないっていう。
そんな症状があって、人からいわれても気が付かないのが、隠れ肩こりなんです。
隠れ肩こりってどんな人がなるの?
ずばり、男性です。
以前、女性のほうが肩こりになりやすいということを書いたのですが、男性も肩こりになります。
肩こりは筋肉を動かさない、同じ態勢で長時間いることによる筋肉の緊張によって起こるのは、男性も女性も同じです。
ただ、筋肉の量が男性のほうが多いため、症状が出にくいということがあります。
また、男性のほうが体の不調を気にしない方が多いからかもしれません。
人間の体は痛みが続くと、その痛みを感じにくくすることがあります。 でも、感じにくいからと言っても、問題はそのまま残っているんです。
最近運動していないな、肩をあげることが少ないなって方は要注意です。
隠れ肩こりのチェックリスト こんなことがあったら要注意!
- 運動不足
- PCの前に座って仕事をすることが多い。
- 席を立つことが少ない
- 電車の中やベッドの中でも携帯を見ている
- 目が痛いことがある
- 頭痛がすることがある
- 仕事などで緊張する場面が多い
- 肩を動かすとごりごり音がする
- 猫背だといわれる
- 季節の変わり目で体が重いと感じる
- 足を組んだり、胡坐をかくことが多い
- カバンが重く、いつも同じ肩にかけている
もしこの中で4つ以上当ては当てはまって、肩こりなんてないって思っている方がいたら、その方はばっちり隠れ肩こりです。
隠れ肩こりだとこんなリスクが!
一般的に肩こりだとわかっている方は、疲れたな、肩が凝っているなって思うと、意識的に肩を回したり、動かすことで多少の緩和を試みますが、隠れ肩こりの方はそんなことをしません。
なので、余計症状が進んでしまい、どんどん悪くなってしまうのです。
肩こりの症状が進んでしまうと
頭痛、目の痛み、吐き気などのほかに、力が入らない、歩行が困難になってしまったり
肩だけでなく、全身に問題が出てしまうのです。
隠れ肩こりの治し方って?
残念ながら、肩こりは一朝一夕では治りません。
すでに歩行が困難になっている方は、整形外科へ行くことをお勧めします。
また、国家資格を持った整骨院へいくのもよいでしょう。
症状が軽い場合は、毎日のストレッチで症状を軽減することができます。
椅子に座ってできるストレッチなので、ちょっとしたスキマ時間にやるだけでも違いますよ。
まとめ
隠れ肩こりについて、書いてみましたが、いかがでしたか?
隠れ肩こりなんていっても普通の肩こりと同じです。
運動不足や栄養の偏りで起こってしまいます。
すぐに治らないので、長期戦です。ストレスにならない程度に、体を動かす、血液の流れをよくするような食べ物を多めに食べるなど、してみてください。