こんにちは、白藤(haku)です。
日本人全員に観てほしい!!
そう感じたテレビのドキュメント番組がありました(2013年の再放送でしたが……)。
料理人、土井善晴さんの旅番組で、
スペインのバスク地方を旅しながら
その土地の食材や料理にふれたり
農家の方、料理人の方々に出会いながら
料理とは何かを考える番組。
もうね、共感の嵐♡♡♡
バスク地方の方々は自分の街に誇りをもち、
弾圧されてもバスク語とバスク伝統料理を守りぬいてきた歴史がある。
だから、バスク地方で育つ食材や
受け継がれてきた伝統料理への誇りをもっていて
食材の味を活かす料理を愛し、
その料理を作ってくれた人に敬意を表する。
家庭料理も素材の味が壊れないように
味付けはとことんシンプル。
手の込んだ華やかな料理を作るのではなく、
日々の食事はいたってシンプル。
だけど、家族が喜ぶ料理を作る。
真似したいと思いました(*^^*)
そして、番組の中で語られる言葉1つ1つが
胸に、魂に入っていく感じでした。
「台所が一番大事なんだ。家族の集がまり、会話が集まる場所だから」
「豚は大地は一部。土の栄養をもらって育つんだ。」
という養豚家。
「料理人はバスクの伝統料理を守るために、世界の料理を知った方がいい」
という料理学校の先生。
自国を愛し、
自国の食材を愛し、
伝統料理を守り受け継いでいくために
何ができるかを常に考えてる。
正直、羨ましいと思った。
私たちは日本の食材を愛しているだろうか。
私たちは日本の伝統料理を守ろうとしてるだろうか。
次世代に受け継いでいくために努力してるだろうか。
お節料理を食べる人が減ってるというけど、
それがどれだけ大切にされてきた料理か
伝える努力をしてきただろうか。
色々と考えさせられる番組でした。
その中でも土井さんが語る言葉
「料理は愛だ」
「料理はアイデンティティーだ」
「全ての基本が家庭料理にある」
ものすごく共感しました♪
薬膳は愛情料理だと私は思ってるけど
料理を作ること、そのものが
食べる人への愛情表現にもなるんだよね。
土井さんの言葉はどれも胸にズシンときたけど、
一番考えさせられた言葉は
「日本人は日本語を話し、日本食を食べる。日本食を食べない人は日本人といえるのか?」
「日本語を話さなくなり、日本人が日本食を食べなくなったら、日本という国はなくなり、日本人がいなくなるんじゃないか」
家庭料理を大事にされる土井さんだからこそ
番組内で幾度となく語られる
日本人のアイデンティティー
日本人とは何か
料理とは何か
お正月から考えさせられました(笑)。
この番組は何回も何十回でも
再放送してほしいと思う。
世界中から食材が集まり
世界各国の料理が食べられる日本
それが悪いわけじゃなく、受け入れながらも日本食を受け継いでいくことが大事なのかなと思う。
日本という国を守ることは
日本語を話し、
日本食を作り、
日本食を食べること
でもあるんだよなぁ(о´∀`о)
「日本のお母さん、料理をしましょう」
土井さんの締めの言葉に
大きくうなづいたワタクシでした♡♡♡
滋賀に帰ったら
まず主人にお味噌汁を作ろうっと(*´ω`*)