夫が入院しております。

結婚7年目にして

夫と丸4日以上全く会えない状況

というのは今回が初めてです。

 

夫に許可をもらっていないので、

具体的な傷病名を書くのは控えますが

(そもそもこのブログは内緒ですが)、

命に別状はないものの、

とにかく痛いやつです。

私も経験があるだけに、

夫が気の毒でたまりません。

 

症状が出てからお仕事はお休みしていて、

近所のクリニックで診断を受けました。

そして診断から3日後の16時ごろ、

お互い家の中にいて、夫から

私のスマホに電話がかかってきました。

「ちょっとお話があります」と。

急いで夫の部屋に行くと、

夫が痛みに震えていました。

会話もやっとの状態でした。

 

本人は119番にかけるか迷っていると

言うので、すぐに私が

#7119にかけました。

質問にお答えしていったところ、

「救急要請が必要と判断しました。

このまま救急担当におつなぎして

よろしいですか?」と聞かれたので

迷うまでもなくお願いして、

長い保留音(体感で2分くらい)のあと、

最初とは別の方が出てくださって、

あとはもう住所をお伝えするだけでした。

 

途中、救急隊からお電話があり、

あらためて症状の聞き取りがありました。

私はもう本当に最低限必要であろうもの、

お財布、スマホとスマホの充電器、

1日分の下着を夫のカバンに入れ、

履物はビニール袋に入れておきました。

夫からは、職場の上司の方のお名前を

この時初めて教えてもらいました

(本人からお電話できないときは

私から頼みますよ、ということ)。

 

救急隊が到着して、

また症状の確認がありました。

「保険証ありますか?」と聞かれて、

いつも夫がお財布に入れているのは

知っていたので、お財布を広げてみた

のですが見つけられず、お財布ごと

夫に渡しました。夫はどうにか

保険証を取り出していました。

他にもすでにクリニックで処方されていた

お薬や、もともと飲んでいた処方薬も

お渡ししました。

「救急車に一緒に乗っていけますか?」

と聞かれましたが、子どもたちがいるので

それには応えられませんでした。

夫は救急隊に支えられてどうにか

ストレッチャーに移り、

カバンと上着と履物を預かっていただき、

私は娘と一緒に玄関で見送りました。

娘、もう寂しがって号泣です。

普段と違う夫の姿や、いきなり知らない人

たちが家に入ってきて夫も一緒に出て行って

しまったことに、不安を感じたことでしょう。

 

夫の部屋に入って、

「あぁ、いなくなってしまった」

と思ったのと同時に、

お財布が机の上に残っていることに気付いて

(保険証を取り出すときにカバンから

出してそのままにしていたので)、

慌てて外に持っていきました。

救急隊にお渡しして、夫に声を掛け、

自宅に戻りました。

泣いたり泣き止んだりを繰り返す娘を

抱きしめて声を掛けながら、

頭は興奮状態にあるのに、

何だかボーっとしてしまいました。

 

それから約40分後、救急隊から

お電話があり「ちょっと遠いのですが」

との前置きで、搬送先の病院が見つかった

のでこれから行きます、とのこと。

それじゃ、いままでずっとマンションの

前に救急車は停まったままだったのか、

発熱もないのに搬送先を見つけるのに

こんなに時間がかかるものなんだな、

と思いました。

ちなみに搬送先は全然知らない病院でした。

 

20時を過ぎた頃、ようやく夫から

夕食の写真と共に

「入院します」とLINEの返信がありました。

これが緊急入院1日目のお話。

 

 

入院2日目

日付変わって3時ごろ、

「痛み止めの点滴をずっとやってもらって

います」と連絡がありました。

医療保険の請求について、保険会社に

確認してほしいと頼まれました。

この日の夜には痛み止めが効いて、

かなり楽になっているようでした。

 

入院3日目

追加の検査あり。

保険会社からの回答があり、今回の入院で

手術はしないなら退院時の領収書と

診療明細書で保険金の請求が可能とのこと。

この日までに何度も、着替えや日用品を

持って行かなくていいのか聞いて

いたのですが、毎回断られ、ついに

「誰も来られないパターンの入院手続きを

とっているので、来られると困ります」

とお返事が。それ、先に言ってくれ。

いまだに厳しい面会制限中の病院なので

会えないのは分かっていましたが、

せめて差し入れだけでも、

と思っていました。子連れで病院まで行く

私の負担を考えてのことでしょうけれど、

やっぱりちょっと寂しく感じました。

 

入院4日目

朝、入院以来初めて夫から電話がかかって

きました照れ

声はいつもと変わりませんでした。

自分で院内のコインランドリーに行って

お洗濯したらしい。

 

入院5日目

点滴の痛み止めの量を減らし始める

 

入院6日目

痛みが少しぶり返してくる

夜にはまた痛みが鎮まってくる

 

入院7日目

いまだ退院日決まらず!

 

 

看護師の友人に聞いてみると、

夫みたいな症状だと

「入院期間は2週間くらいかな」

と教えてもらいました。

ようやく折り返しか…。

救急搬送時の痛みを10とすると、

すでに痛みは1ぐらいになっている

そうで、

そんなに強力な痛み止めあるの?

とちょっと怪しんでいるのですが…、

本人が楽になった実感があるなら

何よりです。

 

 

今回、夫が救急搬送されたときの

反省点があります。

私はもし入院にならずに自力で帰宅する

ときには持ち物は少ない方が

夫の負担が軽いだろうと考え、

本当に厳選したものだけ用意しました。

でも、誰も付き添えなくても、

荷物は救急隊の方に

持っていただけました。

入院にならずに帰されるのなら、

その程度の症状ということ。

帰宅時の心配をする前に、

入院になったときに困らないような

用意をするべきでした

健康保険証

スマホ

スマホの充電器

お財布

普段飲んでいるお薬

お薬手帳

個包装のマスク

歯ブラシと歯磨き粉

使い捨てのできるコップ

着替え

履物

↑この辺りはマストかと。

 

夫不在の我が家の様子は、

また明日投稿します。