3月に初めての発表会を経験したのが
きっかけになったのか、
4月1日から急に娘が毎日ピアノの練習を
するようになりました。2週目くらいに、
自分から「毎日ピアノの練習を
頑張ったら、31のアイスを食べに
行きたい」と言い出しました。
味は「チョコレートがいい」と。
以前、1回だけお店に食べに
行ったことがあり、それがとても
楽しかったのを思い出したようです。
スモールサイズで310円だったような…。
1か月頑張ったご褒美が310円で
用意できるなら、喜んで
ということで了承しました。
その後も、自分から毎日練習する娘。
先生から渡されているカレンダーに
練習した日はシールを貼ることに
なっていて、着々とシールが
増えていきます。
宿題の範囲を超えて、
どんどん弾きたがります。
新しいページに家で進むときは、
まずは自分でドレミで歌わせて
(音程はまだまだ怪しいですが…)、
本人に弾かせてみてから、
娘に頼まれたら私がお手本を弾く
という形にしています
(先生から「こういう風にしてください」
と言われたわけではないのですが、
レッスンでもこの順番で進めて
いらっしゃるようでしたし、
いきなりお手本を弾いてしまうと
譜読みの力が育たない、というのを
どこかで読んだので)。
私の体調もそれなりに良くて、
きっちり練習に付き合えたのも
良かったのかもしれません。
「ピアノする~」と娘が言い出したら、
何をやっていても中断して、すぐに
一緒にピアノの所まで行くようにしました。
指使いが不安定な時は、
娘の上から覗き込んで確認していますが、
ピアノと並行に置いているベッドの上が
私の定位置です。楽な姿勢が取れるので、
妊婦にはありがたい…。
1曲弾き終わるたびに、
後ろを振り返って「どーお?」
と聞いてくるのが可愛いです
二分音符や付点二分音符が
短くなりがちなので、そこは
声を掛けつつ、すぐに次の曲に
行こうとするときは「もう一回聞かせて」
と声を掛けつつ、なんだかんだ20分程度
練習できるようになりました。
年少さんの6月に通い始め、
もうすぐ2年経ちます。
家で1回もピアノに触ることなく
次のレッスンの日がやって来る、
ということも何度もありました。
そもそも、家庭でもなく保育園でもない
場所で大人と関わる時間を持ってほしい、
との考えで始めた習い事ではありましたが、
このまま続けさせていいのか
悩むようになっていました。
レッスンは月に3回(1回30分)で、
7,700円(教材費別)です。
発表会の参加費は8,000円でした。
音楽系の習い事としては高くはないけれど、
コスパとしてはどうなのか。
通い続けるからには「上手になってほしい」
という気持ちが出てきてしまい、
でも無理矢理ピアノに向かわせるのも
何だか違うしな、と思っていました。
そんなときに、急に自分から毎日練習する
ようになり、
「毎日練習すると、どんどん上手に
なる」という感覚が娘にも芽生えてきた
ようです。
そして、4月30日、午前中に練習を済ませた
娘を連れてお店に行き、
アイスを食べました
(ちゃっかり私と夫も)。
チョコレートアイスを嬉しそうに食べる姿は
いつも以上に輝いて見えました。
この1か月、よく頑張りました!