タブレット学習のお話の続きです。
我が家では中学受験を意識していて、
先々の学習の負担を減らすために
低学年のうちからできることを考えた
ときに、最初に思い浮かんだのが
漢字の先取りでした。小学生で学ぶのは
1026文字ですから、意外に多いです。
ひらがなの書き順がめちゃくちゃな娘を
見ていて、「漢字は絶対に最初から
正しい書き順で書けるようにしたい!」
と思っていた時に、スマイルゼミなら
自動で書き順や「とめ・はね・はらい」まで
チェックしてくれると知りました。しかも、
無学年学習(コアトレ)があるので、
先取りが可能。しかし、半年くらい前に
問い合わせをしてみると、
漢字だけの先取り学習はできなくて、
コアトレの国語では、漢字や語句、文法
なども複合的に学んでいくカリキュラムに
なっていました。それでは娘の負担が
大きいのではないか、と心配になり、
スマイルゼミの申し込みはいったん
保留にしました。そして、
「めざましコラショ」欲しさに
先に進研ゼミに申し込みし、我が家に
チャレンジタッチがやってきたのです。
娘は本当に意欲的に取り組んでいます。
それは大変すばらしいことですが、
単純にお勉強だけのために
チャレンジタッチに向かっているか
と言ったらそうではありませんでした。
私の想像と違って、
進研ゼミにはお楽しみ要素が満載
だったのです。
その日のメインレッスンはコラショが
おすすめしてくれて、まずはそれを
済ませてからではあるのですが、
その後は遊んでいます。
料理を選んでお皿に載せて給食を完成
させたり、指定された数の通りに同じ色の
玉を線で結んだり。カメラで撮影したり。
私がまだ把握できていないだけで、
コンテンツはたくさん用意されています。
デジタルな遊びはまだまだ早い、
と思っていた私にとっては、
「こんな風に遊ばせるためにタブレットを
取り入れたわけじゃなかったのに」
と後悔がありました。
そこで、遅ればせながら、スマイルゼミの
体験会に行ってきました。
漢字の先取りに関しては、やはり以前の
問い合わせの通りで、
タブレットの書き心地は、微妙な違いで
私はチャレンジタッチの方が好きでしたが、
夫はどちらも変わらないと言っていました。
お楽しみコンテンツはかなり少なめ。
娘はひらがなを練習していました。
私は漢字の書き取り問題を
お試しさせていただいて、想像以上に
厳しく丸付けされました。
ただ、一連の学習にかかる時間が
進研ゼミより長くて、これはちょっと娘が
途中で飽きてしまうかな?
と心配にはなりました。
それで、約2週間は無料体験ができるので
自宅でもお試ししてみたいと思い、
その場で申し込みをしました。
帰宅してから、娘、すぐに
自分からチャレンジタッチをやり始めました
(出かける前にもすでに取り組み済み)。
すごく楽しそうにしていて…、
その姿を見て、
いまさらスマイルゼミを
導入する必要ある??
と夫婦で話し合い、
スマイルゼミの申し込みはキャンセル
させていただくことにしました。
私としては、デジタル機器に頼った
学習を始めるのはもっと後で良いと
思っていました。小学校に入ったら
一人1台タブレットの時代なので、
わざわざ未就学児の時から
取り入れなくてもな、って。
でも、漢字の書き順を逐一
注意していたら娘も私もストレスで
爆発しそうなのは目に見えていて、
それならタブレットにお任せしてしまえ、
と思っていたのですが、
学習用のタブレットをどう使うかは
親がしっかり考えて、子どもにも
納得して使ってもらえるように
導く必要がありました。
結局は、
5歳の幼い子どもに学習を一人で
やらせるのは無理な話でした。
恥ずかしいですけれど、
デジタルで新しいものに対して警戒心が
ありながらも、実はすごく期待していて、
そして自分はただ楽をしようとしていた、
このことに気付いていませんでした
何事も、楽しく取り組めるなら楽しくない
よりずっと良いです。スマイルゼミも
すばらしかったのですが、
たまたま先に導入した
チャレンジタッチが娘には
ぴったり合っていました。
まだ年長さんですし、これから少しずつ
学習の比率を高めていけたらいいな、
と思っています。
私自身は親にそばで勉強を見てもらった
経験が全くないのですが、いま娘の勉強を
見守っていて、この時間はすごく幸せな時間
なんだな、永遠ではないんだな、
とも感じています。中学受験が終わるまでは
しっかり伴走しようと思っていたはずなのに、
いつの間にかいい加減になっていました。
私も改めて、娘の日々の学習に
寄り添っていきたいと思います。
※ちなみに、進研ゼミもスマイルゼミも、
漢字の先取り学習では、
学年相応のカリキュラムで学んでいく時と
違って、書き順や字形の認識は甘く、
かなり雑に書いても丸になります。
なかなか丸が付かなかったら、
先に進めませんので、これは仕方ないこと
ですが、単純に、漢字の学習だけ
厳しく採点してもらいながら先取りできるように
なっていたらいいのにな、と思いました。
書き順や字形を正しく身に付けた上で、
ドリル形式でどんどん進めたいときには
タブレットを使う、というやり方だと、
私が求めていたのとは違ってしまうのですが
完全にアナログな時代から考えると、
これでもすごく効率的に漢字の学習を進めて
行けるようになったんだな、と感じます。
*4月14日に追記*
進研ゼミには「小学生漢字まるごとアプリ」
というものがあり、
漢字の筆順をしっかり確認しながら
勉強できる上、字形はもちろん、
とめ・はね・はらいまで
自動で採点してくれます!
私が求めていたのはこれでした!!
チャレンジタッチのホーム画面
→アプリきち→がくしゅう
の中に格納されています。
このアプリの存在を私は全く知らなかった
のですが、namakuramamaさんが
ブログでご紹介されていました。
取り上げてくださって感謝です!!
このアプリ、もっと広まったらいいのに。
学校の副教材にしてほしいレベルです。