私がアメブロを始めたのは2016年で、当時は不妊治療についてそれはもう詳しく、詳しく書いておりました。そしてめでたく妊娠出産(何度かブログを整理して、不妊治療記録、妊娠記録はほとんど残していません)。娘が生後1か月の頃にこちらのブログを書きました。
普段、細々とやっているブログなのにアメトピに載りまして、15,000人を超える方々にご覧いただきました。なかなか前向きな感じで締めくくってありますね。その後の私はどうだったかというと、これが大変だったわけです。
通院しなくていいくらいメンタルは好調でしたが、産後10か月で腰椎椎間板ヘルニアを発症し、3か月ほど思うように動けませんでした(その後も繰り返しました)。娘とちゃんと関わってあげられないもどかしさが募り、また、お喋りや動きが活発になってきた娘と一緒にいると刺激を強く感じるようになり、しんどくなっていきました。娘の成長が心から喜べない状態というのは、母親としてかなり辛いものがありました。
そして、迎えた娘の1歳半健診の場で、私は号泣しました。あの時、胸に閉じ込めていたことを話せていなかったら、どうなっていたか、あまり想像したくないです。「行政から育児のサポートを受けたほうが良い」と言われ、すぐに保活を始めました。同時に、心療内科への通院も再開しました。
予期不安はあるものの、産後は大きなパニック発作は起きておらず、感覚過敏から来る生きづらさの方が目立っていました。そこで、ブログのタイトルも変更しました。パニック障害と違い、感覚過敏は生まれながらのものなので治るという範疇のものではありません。
パニック障害、感覚過敏、ヘルニア、この3つが揃うと、なかなかヘビーな子育てになります。それでも、夫と保育園、そして娘自身のおかげで、何とかなっています。私が不安で行けない場所には夫と娘の2人で行ってもらい、保育園で預かっていただいている間にメンタルを整え、抱き上げられない代わりに抱きしめる。
娘が1歳半の頃には、娘と2人きりでいるのがしんどくて仕方なかったのですが、そのときの私にこう言いたいです。「ずっと同じしんどさじゃないよ」と。2年も経てば、色んな事が変化していきます。今だって、しんどくないと言えばウソになってしまいます。それでも、たくさんの人のお力添えのおかげで、今の私がいます。だから、きっと大丈夫、この先も頑張っていこうと思います。
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