心療内科を受診しました。

現在の主治医と出会ったのが一昨年の秋で、もう1年以上、きっちり2週間に1回のペースで通院しています。パニック障害との付き合いはかれこれ10数年になりますが、症状が安定していた時期には通院していなかったので、連続してこんなに長く通院するのは初めてのことです。我ながら、なかなか律儀だな、と思う反面、それだけ通院が欠かせないくらい困っている、ということなのです。

 

パニック障害の方は、パニック発作はほとんど起きなくなっていて、その割に予期不安が強いです。感覚過敏の方は、これがなかなか曲者で、刺激過多の状態で過ごしています。エビリファイを6mg飲んでいますが、どれほど効いているのかよく分かりません。

 

 

今回、先生に最後にこう聞かれました。

「何かご要望はありますか?」と。

 

あ、それ、患者に聞いちゃうの?って思いましたね。とっさに「大丈夫です」と答えました。全く大丈夫じゃないんですけど(笑)。先生にそのつもりがなくても、私は「こちらから提案できることはもうないので、あなたのご希望に合わせます」と言われたように受け取りました。治療が難航しているのは私自身が一番よくわかっているし、先生もお困りなのは伝わってきていました。お互い、もう手詰まり、お手上げ状態です。

 

質問を文字通りに受け取るなら、「健康に近づけてください」と答えるでしょう。パニック障害は行動療法が有効とされているように、快復のためには患者自身の努力が大いに必要な病気です。感覚過敏はそもそも病気ではないので、治療法があるわけでもなく、感覚過敏に由来する不快な症状に、対症療法でしのぐしかありません。

 

パニック障害と感覚過敏、2つとも持ち合わせているから、余計に問題がややこしくなるのは、もう仕方のないことだと思って諦めています。なんだかんだ言っても、先生はしっかり話を聞いてくださる良い先生なので、この先も通い続けるのですが、通院そのものがしんどくなってしまう最近なのです。