私は独身時代にも無職だった時期がありまして、ただ日々を生きるだけで人間はお金がかかるのだということを当時は痛感しました。もちろん、専業主婦として生きている今も、痛感しています。特に、自立支援医療制度を利用しているとはいえ、心療内科の通院での出費は減らしたくて減らせるものではないので、家計にとっては無駄な出費のような気がして気落ちします。過去のパニック障害の治療では、薬が効きにくく、なかなか相性のいいものに巡り合えませんでしたが、時間の経過や妊娠出産で体質が変わったのか、今は処方された薬の効果を少しは感じられています。
以前からアメブロでたくさんの育児日記を拝読してきて、思うのは、ワーママはスーパーウーマンだということです。仕事、家事、育児、全部やって、さらに一人の時間を充実させている方もいらっしゃいます。「もうやってられない」と嘆いたり泣いたりしている方も、現にやっていらっしゃる。素晴らしいし、もう皆さん尊敬してもしきれません。
私は発達障害の診断はつかないものの、年齢相応の社会性が身に付いているとは言えず、お勤めしていた時は色々と苦労しました。だから、体調が回復したとしても、今後も仕事はまず難しいでしょう。家事はまぁまぁです。育児は、いまの体調では厳しい場面も多々ありますが、娘自身も成長してくれているので、日々変化する悩みに向き合いながら、何とかやっています。今の優先順位は、育児>家事>仕事。世のワーママは、見た目のパフォーマンスという意味で、精神的には子ども最優先だよ!という方でも、育児=家事=仕事ではないかと思います。ほんと、素晴らしい。結局は全部うまく回っているんですよ。それだけの能力、生命力をお持ちなのです。
私にとっては、ないものねだり。というより、ただただ素晴らしいなと思うだけで、私には到底真似ができないので、うらやましいと思えるところまで至っていません。これを悔しいと感じられないのは、体調が悪くて気力が低迷しているからなのか、どうなんでしょう。