最近は高校で「探求学習」という時間があり、
興味がある分野を調べるために、大学の研究者に
メールで質問して回答をもらう生徒も
いるのですね。高校から大学側に事前に
了解を得ているわけではなく、個人的な
やり取りとなるため、研究者は通常の業務とは
別で対応に時間を割いてくれていると。
しかも、探求学習の経験が総合型選抜
(昔のAO入試)や学校推薦型選抜で
利用されることもあり、大学の研究者との
つながりを持っている生徒が有利になって
入試において不公平感も出てきているようです。
大学選びだと、大学名や受験偏差値ではなく、
どの先生のもとで学びたいかを重視する
人も多いのではないでしょうか。
高校生のうちから個人的に大学の先生と
つながりを持つのは良いことだとは思います。
ただ、先生にばかり負担を掛けるのは問題ですね。
さて、今度は我が家のお話。
こちらの本を読み、とても影響を受けました。
調べ学習とか話し合いとか、
そういう時間が学校で増えると、
読み書き計算という学力の基礎を
養うための時間が減ってしまうので、
それを補うためには家庭で頑張りましょう!
基礎を固めて固めて固めましょう!
という考えのもとに、
どのように家庭で取り組めばよいのか
具体的に紹介されています。
学年の最初の3か月で1年分の内容を
一通り勉強してしまうのをオススメされて
いますが、とにかくまずは勉強の習慣を
娘に付けることから始めました。
名付けて
読み書き計算3週間チャレンジ
学校の宿題以外にほとんど勉強してこなかった
娘には、いきなり負荷が大きいかと
思いましたが、新しいことを習慣にするには
どうにか頑張って6週間続けられれば
その後も続くと聞いたことがあるので、
まずはその半分の3週間続けるのを
目標にしました。ご褒美付きです![]()
音読と漢字は本で紹介されていたもの
とは異なりますが、
一体いつ買ったんだというくらい前に
私が買っておいたものを
ようやく使う日が来ました![]()
毎朝、朝ごはんの前にやっています
音読は見開き2ページ、
百ます計算は1ページの半分、
漢字は1ページ5文字ずつです。
日によっては「やりたくない」
「早くご飯食べたい」などと言ったり
途中で気が散ってしまったり
しましたが、何とか3週間続きました!
百ます計算は、本には2分が目標とあり、
最初は5分以上かかっていたのが
いまでは3分半ほどになっています
(まだ足し算のみ)。
前日にやった漢字の書き順を
私が横に張り付いてチェックしています。
娘が使う本、鉛筆、消しゴムを
ダイソーで買ったA4サイズのファスナー付き
ポーチに入れてあり、ダイニングテーブルの
上にもう置きっぱなしです。
全体で20分ほどかかっています。
20分×21日=7時間
すでに7時間。
積み重ねと習慣は大事ですね…。
娘が続けられるように
私もサポート頑張ります![]()
