↑前回のお話
2卓に分かれて始まったギャル雀。
僕の卓はおっさんしかいなかったので殺伐としていた。
しかしギャル店員を入れて始まった隣のたかし(仮名)の卓は騒がしかった。
店の特殊ルール、ギャル店員と打つ際は1000点のハンデが付くというものがあった。
(2000点だったかもしれないが…)
これにたかし(仮名)が突然ウケだし大笑いした。
何が可笑しいのかギャルと打てることへの照れ隠しなのか…
おまけに隣で打つ僕に話しかけてくる。
このハンデがあることをアピールしてくる。
いくら無視して他人のフリをしようが一緒に来て一緒にルール説明を受けてる時点で知り合いなのは一目瞭然である。
僕の卓内のおっさんはクスリとも笑わず相変わらず殺伐としていた。
半荘10回も打たないうちにおっさんは終わり僕の卓はバテた。
ギャル店員をのかしてその卓に僕が座ることも可能だったが、
誰もそれを望まないだろうし、たかし(仮名)と一緒に打ったところで仕方ない。
そもそもたかし(仮名)と打つならわざわざこんなところに来ない。
そうこうしてるまに当時のチーフ蟻さん(仮名)から連絡が来た。
何故か合流し一緒にセットを打つことになった。
そこでも一人ではしゃいでいたがその頃には客は僕達だけとなり、
誰にも迷惑がかかることもなかった。
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