「おうち時間」なる言葉をよく聞いていた頃、
流行りにのっかって、Yogibo(ヨギボー)を買った。
姉の家にたくさんのヨギボーがあったことに影響されたふしもある。
そんなヨギボー持ちの姉から
>聞いたことない単語「ヨギボー持ち」
綺麗なヨギボーの写真が送られてきた。
また買ったのかと思いきや、既存のヨギボーを「リペア」とやらに出したらしい。
ヨギボーのリペアとは、ヨギボーを新品同様に綺麗にしてくれるサービスのようで、
ビーズ爆発というトラウマを持つ者にとっては、神様のようなサービスだ。
しかし、
ヨギボーリペアの値段を聞くと、なかなか高い。姉はリペアに数万円支払っていた。
新品のヨギボー買うことを考えると安いけど、それでもなかなか・・。
これは悩むなぁ・・・。
しかも、
ヨギボーの交通費はとても高いみたい。
車がない私は姉のように持ち帰れないから、姉が支払った金額よりもっと高くなる。
リペア悩む・・
どうしよう・・・
また自分でビーズ入れる?
いやいや、もうビーズには触れたくない・・・
どうしよう・・
でも、へたったヨギボー使い続けるのも・・
うーん・・・
悩む・・・
捨てることにした。
>えええええ
ヨギボーを手早くきゅきゅっと縛り上げ、
粗大ゴミ回収センターに電話をした。
粗大ゴミ処理費用を支払い、
マンションのゴミ捨て場に持って行った。
「さよならよぎぼ。。。」
***
数時間後。
なんと、私が捨てたヨギボーが盗まれた。
粗大ゴミ回収の人からは、
「回収に行ったけど、なかったよ?」という連絡をもらった。
今、ここで、
「あれ?
あなた、ゴミとして捨てているのだから、所有権を放棄していますよね?
『他人の』という要件を満たさず、窃盗罪が成立しないのでは?」
だとか、
「捨てられたよぎぼの占有は誰かに帰属していますか・・?」
等、窃盗罪の成否について考えた人。
難しい話をするんじゃない!!
>そんなめちゃくちゃな
***
あのよぎぼ、今頃新しい所有者のところで幸せに暮らしてくれてたらいいなー、と思うのだった。