「女子と遊ぶ」というビッグイベントの予定が入った。
友だちと電話するだけでも大騒ぎだったのに(女友だちと電話した日の日記)
突然、女子とお出かけすることになった。
休みの日に、美少女Fさんに誘ってもらったのだ。
「お茶でもしませんか?」
お茶ーーーーーーーーー!!
>そこは驚かんだろ
お茶って・・あの・・・
遣唐使の頃に日本に入ってきたっていう・・
あれ・・だよね・・?
>それではない
***
どっきどきだった。
これまで本当に遊んでこなかったので、女子との遊び方が分からない。
もちろんFさんは、一緒に過ごした時間はめちゃくちゃ長いので、
私が全く遊び慣れておらず、おでかけについて「かちこちに緊張していること」を知っている。
そして、それに応じた対応をしてくれる。
でも!私だって!上手に女子と遊びたい!!!!
そのため、ばっちり下調べをしてから行った。
しかし、以下に述べるように、全然だめだった。うまくできなかった。
***
失敗その①食事のスピード
確かな筋の情報「インターネット」で調べたところ、
>こんなこと書いたらまた相方Yさんに怒られる。「ネットの情報を信じるな」と。
女子と食事をするときは、食事スピードを女子に合わせなければならないらしい。
私は、めちゃくちゃ食べるのが早い。
普通にしていれば、間違いなくFさんより先に食べ終わってしまう。
しかし、女子とお茶をするということは、おそらく食事により栄養をとることがメインではない。その時間を楽しむことに重きが置かれているはずだ。
女子とのお茶=おしゃべりをしつつ、女子の食べるスピードを見つつ、自分も食事をする
ねぇ!!!女子とのお茶!!!難しすぎるんだけど!!!!
あまりにも難易度の高いそれに驚いたが、私は下記の通りばっちり対策をしていった。
記
対策その①家を出る前にご飯を食べて、お腹いっぱいにしておく
対策その②あえて苦手なものを注文する
以上
我ながら天才だなぁと思った。
>どうして
あぁもう、対策が完璧すぎて、
もう実質、女子とのお茶、し終わったと言ってもいいだろう。・・いいでしょう!!!!!
>よくない
お腹いっぱいの状態で苦手なものを頼めば、自然と箸が進まなくなるので、食事スピードはゆっくりになる。
待ち合わせ場所(私の家の前)に向かう前に、私はご飯を食べて行った。
それなのに、現実はそう甘くはなかった。
(→②に続く)