時々、ものすごく理不尽なことを怒鳴りながら言ってくる人、というのに出会う。
とても大きな声で、わーーーっと理解できないことを言われる。
具体的には、
「カニになりたい」
くらいのレベルのことを言われる。
「いえいえ、あなたは人間なので、カニにはなれないですよ。」
と、こっちが返そうもんなら、
「うるせええええ
どうしてカニになれないんだよおおお」
くらいブチギレられる。
どうにもこうにもお話ができない人、というのは一定程度存在している。
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しかし、私はこのような状況にとても慣れている。
大声でわーっと言われると、おー疲れるなぁとは思うけども、怖いよーとも思わないし感情的にもならない。
それは、とっておきの方法を知っているからだ。
まず、こういう人に出会った時、相手はかちこちにかたくなっているので、こっちも同じ感じで対応してはいけない。
相手が硬い時にこっちも硬くなると、ぶつかって割れてしまう。
気をつけることとしては、
① 逃げ道をなくさない(理詰めにして追い込まない)
② 相手が荒ぶっていることを自覚してもらう(あなたも怒りたくて怒ってるんではないよね)
90%くらいの場合は、これで何とかなる。
大体、わーっといってくる人も、普通はそのうち落ち着いてくる。
でも、時々、どうにもこうにも落ち着かない人がいる。
こういう時おすすめのとっておきの方法、それは、
「おジャ魔女カーニバル」である。
これは非常に有効な方法なので、ぜひ取り入れていただきたい。
何回聴いたか分からないこの名曲。
理不尽なことを大声で言ってくる人がいたら、この曲を頭の中で再生していただきたい。
曲も素晴らしければ、歌詞も素晴らしい。
「大きな声で ピリカピリララ
ふざけて騒いで踊っちゃえ」
しみじみと噛み締めたくなる。
大体この曲のこと考えれば、相手が言ってることも
「ほぅ・・・ピリカピリララ・・・」
となる。
要するに、理不尽なことを言ってくる人というのは、大きな声でピリカピリララと言ってるので、
こっちも、踊っちゃえ、くらいに思っておけばいいのだ。
決してまともに受け止めてはいけない。
だってピリカピリララなのだから。
***
もっともこれは、あくまでも仕事として、交渉等の対応をしなければならない場合の話である。
プライベートでこういう理不尽な人に出会ったら、関わらない方がいい。
ちなみに、私は、恐怖を感じなさすぎて、すぐに危ない人の家に乗り込もうとしたり、飛び出して行こうとしたりして、
危機感がなさすぎる、と信じられないくらい相方Yさんから怒られている。
めっちゃくちゃに怒られては、これを真摯に受け止め、
定期的に謝罪会見を開いている。
>反省が見られない