この前のブログを書いた後、加湿器選びに失敗したのは、あれが初めてではないぞ・・、と思い出した。
↑この前のブログ
修習生時代、寮生活してたときに書いた加湿器選び失敗日記を見つけたので載せます。
＞日記まで書いてた
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注文履歴は見つけられなかったけど、今日の日記に出てくる加湿器は多分これ↓
この時も楽天で注文した。
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「大きくて光る加湿器」
加湿器が欲しかった。
何でもいいから加湿器が欲しかった。
…何でもいいは嘘で、
＞嘘かよ
たくさんは望まないけれども、
アロマオイルがいれられたらいいな、と思った。
部屋の加湿ができて、部屋がいい香りになったら、
他の素晴らしい機能がなくても、それで十分だと思った。
☆☆☆
木曜日、まちにまった加湿器が届いた。
白い加湿器だった。
イメージが完璧に出来た。
アロマの良い香りが出てくるイメージ。
部屋に置いたら、部屋がいい香りになるだろうな。
何のアロマオイルを入れよう。
・・・あ、アロマオイル持ってきてないや。
アロマオイル買わなきゃな。
何にしようかな。
やっぱり柑橘系かな。オレンジに、レモンに、ゆず…。
膨らむイメージ。
なんだかすでに良い香りがしてきた。
説明書を開いた。
「下記のものをタンク内に入れないでください。
アロマオイル」
アロマだめやないかい！！！！！！！！！！！！
膝から崩れ落ち、加湿器を壁に投げつけそうになった
・・・と思ったけど、加湿器が大きくて無理だった。
・・・そうか、これはディフューザーじゃないもんね。
加湿器だもんね。
加湿する器と書いて加湿器。
ごめんね。
アロマ機能なんて求めてごめんね。
私が悪かった。
ちゃんと見てみると、
少し大きめのそれは、たくさん加湿出来そうな雰囲気を醸し出していた。
高さ３０ｃｍ以上。
水がたくさん入りそう。
期待しながら説明書を見た。
「適用床面積
木造２～４畳」
２～４畳！！！！！！！！
この大きさは、一体何のために！！！！！！
何に30センチ使っているのか！！！！！！
加湿器の大きさとは裏腹に、
加湿力は驚きの低さだった。
・・・と、ここでようやく気付いた。
この加湿器の名前は「HIKARI」。
加湿器本体にも、
HIKARI
と書かれてる。
・・・なるほど。
そういうことか。
おしゃれな間接照明、
ついでに加湿もできるよ。
・・・そういうことね。
「３段階の調光調節が可能なため、
加湿だけでなくリビングや寝室などでの活躍シーンが広がります」
ってホームページに書いてる。
もう仕方ない。
加湿器だけど、
おしゃれな間接照明。
リビングや寝室などでの活躍シーンを広げてみせる！！！！！！
ライトボタンを押した！！！！！！！
その瞬間！！！！！
信じられないぐらいの光が目を襲った！！！！
慌ててライトを消した。
・・・これはただ事ではない。
完全に野球場の照明だった。
一瞬で目がやられた。
加湿器、
もとい電気のカバーを外してみた。
加湿タンクの周りに、
２０個のLEDライト。
加湿器に通常ついている量とはいえないLEDが、
加湿タンクの周りを１周していた。
この加湿器、
何目指してんだよ！！！！！！！！
寝室でどんな活躍を見せようとしてたんだよ！！！！！
・・・もうだめだ、これ。
アロマも入れられない。
加湿能力も低い。
おしゃれな間接照明にもならない。
・・・何に使えばいいの。
☆☆☆
とはいえ、ないよりはあった方がいいかと思い、タンクに水を入れて、
スペックの低い加湿器として使うことにした。
＞加湿器は本来の用途
まぁそこそこミストが出ているし、
心なしか加湿もできてる気がするし。
仕方ないからこの秋冬は、
この加湿器を使っていこうと思った。
☆☆☆
３時間ぐらいたって、タンクの中の水がなくなったので、タンクに水を入れた。
ボタンを押す。
・・・ミストが出ない。
・・・またまたー！！！！笑
加湿器デビューして３時間やそこらで、
しょぼい加湿器としても使えなくなるなんて！！！！笑
さすがにそんなことあるはずがない！！！笑
・・・と思ったけれども、そこから何回やっても、もう２度とミストが出ることはなかった。
説明書も読んだ。
読み込んだ。
薄い説明書を、今までにない真剣さで読み込んだ。
「故障かな？と思ったら」
「霧が出ない」の欄。
教えて！！！！！
対処法を教えて！！！！！！！！
「電源プラグが正しく差し込まれていますか？」
「タンクの中に水は入っていますか？」
完全になめくさっている！！！
「症状 霧が出ない」
「原因 タンクの中に水は入っていますか？」
「処置・確認 タンクの水がないと運転しません。給水してください。」
いれとるわーーーい！！！！！！！！
使い物にならない説明書は放置して、
ネットで調べては片っ端から試していった。
でも、だめだった。
何をやってもミストが出ない。
「超音波加湿器 ミストが出ない」
で検索すると、同じような悩みを持った人たちがたくさんいた。
数え切れないぐらいのホームページが出てきた。
中でも多かったのが、
「加湿器の寿命はどのくらい？」
いくら何でも寿命３時間はないだろ！！！！！
☆☆☆
ありとあらゆる方法を試し尽くしたので、
私は、この大きくて、無駄に光る加湿器をメーカーに送り返そうと思います。
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・後日談
加湿器をメーカーに送り返したところ、不良品だったようで、しばらくして新しい加湿器が届いた。
しかし、その頃には、すっかり加湿器使いたい欲が消え失せていたので、ほぼ使うことはなかった。
新しく届いた加湿器は、ほぼ使わないまま、寮に寄付して帰った。
・・・親切な人にもらわれてたらいいのだけど。