寒くなってくると、職場のそこかしこに加湿器があらわれる。
どうやら、職場はものすごく乾燥しているようだ。
私は、家に置いてある加湿器を「掃除がめんどくさい」という理由で捨てた程度には、湿度に興味がなかった。
しかし、昨年、みんな机の上に置いてるから私も机の上に加湿器置きたい、という不純な動機で、加湿器を購入した。これが全ての間違いの始まりだった。
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楽天で購入したその加湿器は、届くまでに数週間を要した。
よくわからない袋。
ぷちぷちに包まれているが、なんだか小汚い。
さらに、箱が出てくる。
箱の中身は、ラップに包まれている。
かなり厳重な梱包を経て、出てきた加湿器がこちら!!!!
これこれー*\(^o^)/*!!
確かに私が注文した、よくわからない顔つきの加湿器(と思われるもの)がでてきた。
今、商品を検索しても出てこなかったが、購入したのはこちらである↓。
届いた箱には、使い方が記載されている紙など、商品の他には何も入っていなかったので、下の画像を見て、水を入れる場所を確認した。
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早速箱を開けて、加湿器を使ってみる。
まずは、この加湿器を選んだ理由の1つ、
見てお分かりの通り、
光る。
>職場の加湿器にいらない機能その1
さらに、この加湿器、なんと、
頭頂部に何か(扇風機の羽やライトなど)を刺せば、
扇風機や照明としても使用できる。
>職場の加湿器にいらない機能その2
誰も求めていないこの機能に、私は非常に心惹かれたのだ。
また、後頭部に、加湿器本体充電用のタイプCの差し込み口が付いているのだが、
頭頂部には、
USB差し込み口が付いている。
つまり、ここにスマホの充電器を差し込めば、
この加湿器を経由することにより、スマホの充電もできる。
>職場の加湿器にいらない機能その3
早速試してみた。
何これ、なんでこんな管だらけになってるの、怖い。
・・・いけない。危うく気づいてしまいそうになった。
>注文した後、なぜこんな変わったものを買ったのか、と散々叱られていた
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しかし、そういう小さなところはどうでもいい。
この時点で、この加湿器にはとても困ったことがあった。
どう頑張っても水が出ないのだ。
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これは、私の力では無理だ、職場の方に何とかしてもらおうと思い、
職場に、この加湿器(と思われるもの)を持参した。
そして、とにかく仕事ができるAさんに託した。
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その日の業務時間中、
Aさんの机の付近から、
職場中・・・いや、下手すれば建物中に響き渡るほどの爆音が鳴り響いた。
やかんが沸騰した時に鳴る音だ・・。
私は、すぐに気づいた。
あの加湿器やん。
どう考えても、あの加湿器は不良品だった。
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しぶしぶ業者にメールで報告したところ、
・今手元にあるものは捨ててくれ。
・新しいものを送る。
という返事がきた。
こんなかわいい光るもの、捨てるなんてかわいそうだなぁと思ったか思ってないかは忘れたが、すぐ捨てたことは覚えてる。
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注文から届くまでに数週間かかったので、
こりゃまた時間かかるぞ〜冬終わってしまうぞ〜
とのんびりと待っていると、数週間後、業者から、要約すると、以下の内容の連絡が来た。
大丈夫な商品が見つからない。代わりの商品送れない。お金返す。
あのおかしな光るものから、水が出る様子をみることはできなかった。
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今年も多分加湿器は買わないだろう。