15歳で、あることを完全にやめた。 | ぴぽたぬ記

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かわいいものが大好きです♡ちいかわ、サンリオ、アイスにはまっています!
絵を描いてラインスタンプ作ってますが、下手です。
でも、ブログの最初の頃に比べると少し上達した気がします。
ブログは、ちょっと様子おかしいことが多いです。

 

15歳まで、絶対に人に言えない秘密を抱えていた。

 

☆☆☆

 

小学6年生の頃、

その当時好きだった男の子とディズニーランドに行った。

 

中学2年生の頃、初めての彼氏ができた。

中学3年生の頃、少し悪い男の子と付き合った。深夜家を抜け出したりしていた。

 

 

周りからは、人なみに思春期を過ごしているように見えたはずだ。

 

 

ただ、その裏で、

ずっと、誰にも言えない秘密を抱えていた。

 

☆☆☆

 

 

小さい頃からあるものが好きだった。

 

好きで好きで仕方なかった。

 

でも、なんとなく、これを人に言ってはいけない、ということはわかっていた。

 

 

私が好きだったもの、

それは、

 

 

 

おたまじゃくしである。

(※以下、お食事中の方は読むのをおやめください)

 

☆☆☆

 

 

小学生の頃、

その時期が来ると、私は1人でおたまじゃくしを探しに行っていた。

 

本当は捕まえたかったけれど、人間がそばで動くと、やつらは逃げ、

手が届く範囲にはいなくなるので

じっと田んぼのそばでしゃがみ込んで見ていた。

 

小学生の頃は、見ているだけで満足だった。

 

 

 

 

あの完璧なフォルム、

飽きさせない動き、

愛くるしい表情、

 

私のものになることはなかったけれど、

 

 

大好きで仕方なかった。

(※おたまじゃくしの話です)

 

 

☆☆☆

 

中学生になった私は、少し知恵をつけた。

 

小学生までは手で捕まえることしか思いつかなかったが、

中学生になり、義務教育を経ることで、

 

 

ひしゃくを使って捕まえる方法を思いついたのだ。

>なにぶん頭が悪かった

 

 

私は、夜中に家を抜け出して、タバコを吸う茶髪の彼氏とこっそり会う、

その裏で、

 

 

おたまじゃくしを楽しんでいた

>完全に違法薬物

 

☆☆☆

 

そうして、1年に数カ月だけしか会えない彼ら(=おたまじゃくし)と楽しむうち、

 

 

ある欲求を抑えられなくなった。

 

 

 

どうしてもおたまじゃくしを、100匹捕まえたい

 

 

完全にどうかしているとしか思えない

 

この狂気じみた欲求を、人には隠していた。

 

もちろんおたまじゃくしを捕まえていることも隠していた。

人に知られてはいけないとわかっていた。

 

 

これが、小学生ならまだわかる。

 

しかし、この時、15歳であった。

 

 

☆☆☆

 

私は、おたまじゃくし100匹捕まえるプロジェクトを掲げ

ひしゃくと、バケツを持って、田んぼに通った。

 

100匹に到達しなければ、きちんと逃して帰った。

>キャッチアンドリリース

 

そうしてある日、ついに、

 

 

100匹のおたまじゃくしを捕まえることに成功した。

 

 

この時ほどの満足感を、今日まで味わっていない。

 

 

念願の100匹おたまじゃくし達成である。

>聞いたことない達成

 

 

ただ、100匹捕まえる、ということだけを目標に掲げており、

その後、どうするかを全く考えていなかったのだ。

 

 

 

迷った私は、

 

なんと、

 

 

 

100匹のおたまじゃくしが入ったバケツを、

自宅に持ち帰ったのである

 

 

もう完全に頭がおかしい。

 

自分の過去のことながらどうかしているとしか思えない。

 

 

100匹捕まえようと思ったことも怖いし、

実際に達成したことも怖いし、

 

何よりも自宅に持ち帰ったことが1番怖い

 

 

 

15歳の私は、

ものすごい充実感に包まれながら、

重くなったバケツを持ち帰った。

 

☆☆☆

 

しかし、帰宅してすぐに母親にバレた。

 

それはもう、驚くほどすぐにバレた。

 

そして当たり前のことを言われた。

 

 

逃してきなさい!!

 

普通、犬や猫を拾った時に言われるだろう。

 

私は、違う。

 

おたまじゃくし100匹である。

>得意げに言うな

 

 

母親は続けた。

 

カエルになるのよ!

 

 

 

 

ここでようやく気づいた。

 

 

 

信じられないことに、

私は、おたまじゃくしがカエルになることを想定していなかったのだ

 

 

頭が悪かった。

 

知識として、おたまじゃくしがカエルになることを知っていたが、

 

 

どこか他人事であった

>自分事もおかしい

 

 

あんなにも苦労して捕まえた100匹のおたまじゃくしを、

すぐに逃しに行った。

 

 

☆☆☆

 

そこから、私は、完全におたまじゃくしをやめた。

>おたまじゃくしをやめるとは

 

その日から本当に1匹も捕まえていない。

 

何を調べてもらっても構わない。

 

本当にやめている。

 

 

私の○○歳になってやめたこと、

 

それは、15歳になってやめたおたまじゃくしである。

>15歳までおたまじゃくし捕まえている女子もなかなか