献立はというと、お肉とじゃが芋とその他野菜二種、またはお魚とじゃが芋とその他野菜二種がスタンダードだった様に思います。
タンパク質、炭水化物、ビタミンという栄養バランスのとれた組み合わせを心掛けての献立ですかね。
ちなみにオーストリアでは
ミート&スリーベジ
(Meat and three veg )
お肉と三種の野菜
という献立の合言葉?もあるくらいです。
さて、英国で覗き見たじゃが芋の調理法は
揚げる、煮る、煮て潰す、またはオーブン焼き
タンパク質の調理法=オーブンに入れる または 焼く
に比べると選択肢が多い調理法ではありませんか?!
英国の皆さんのじゃが芋への依存度は、私の心の拠り所、お米の位置付け。
じゃが芋万歳!英国万歳!
と若かりし頃の私は思っていました。
しかしイギリス出身の部長(公私共にパートナーの畑部、部長)はあまりじゃが芋を欲さない。
所謂ローストポテトやフライドポテトのリクエストは皆無。
(注: 基本リクエストは受け付ていません)
そして万歳しちゃってる私ですが、じゃが芋好きか?と詰め寄られたら、
お母さんの肉じゃがとコロッケは好きだけど、その他はあまり思い出せない、
明日から「ポテトサラダは金輪際食べられない」ポテサラ規制が発令されても妹の様に途方に暮れない、
じゃが芋に言わせれば大変残念なタイプ。
でも今シーズンは畑のどの種類のじゃが芋も健やか、ぽこぽことんとんと採れ、嬉しい事にクリーミーで美味なんです。
ニョッキ、ジャパニーズカレー、肉じゃが、時々コロッケ
ニョッキ、ジャパニーズカレー、肉じゃが、時々コロッケ
ニョッキ、ジャパニーズカレー、肉じゃが、時々コロッケ ♾
そろそろ他のものを作らないとヘビロテです。
そこで部長に恐る恐る聞いてみました。
ところで、夕食にコテージパイやジャケットポテトとか出てきたら幸せ?
もちろんですよ!ケントの羊肉でお母さんが良く作ってくれたので、シェパーズパイでしたけど。
それにティーンエイジになるまではじゃが芋は毎日食卓に登りましたよ。
どれも美味しかったです。
思わずズッコケました。
彼がティーンエイジャーになった頃はじゃが芋の代わりにパスタが食卓に登るようになり、その数年後にはカレーという斬新なメニューのお供としてお米(ジャスミンライス)も炭水化物の仲間入りを果たし、美味しく頂いた様ですが。
当時の食生活の多様化は日本だけではなかったのですね。
という事で、バロッサはマウントプレザントの牛挽肉と、畑のじゃが芋でコテージパイを作りました。
一緒に生活し、特に秘密にしている訳では無くとも、お互い知らない事は多々あるものです。
コテージパイ、美味しかったです。
まだ収穫が見込めるので、じゃが芋自粛規制を緩和し、新たなメニューに挑戦しようかな。
では