はる・みよ
はるは踊りで みよはお茶
春は一念発起のとき
お稽古ごとを始めてみたが
 心はどこかそわそわと
春の空も気にかかる
梅や桜をちらし
   金銀の摺箔
ピンクのしぼの強い縮緬が
 ふっくらと春めく
二つの八掛
しぼの強いグレー地に
霰模様は春の浅さを
金の線模様がのぞく
駱駝色のひとこし縮緬
落ち着きと品格を添える


№48「はる・みよ」