こんばんは。
ピアノでキラキラ♪
世田谷区船橋
うえそのあつこピアノ教室です
新学期が始まり約10日、皆さんレッスンにも、元気に通って下さっています♪
先日は、山本美芽先生の企画された、
根津栄子先生 チェルニー30番セミナー(上巻)
をオンラインで受講させて頂きました。
このテキストは栄子先生がご考案され、2013年に出版されました。
上達のために必須とも言えるチェルニー30練習曲集を、生徒さん達が楽しく音楽的に取り組める様、
1曲1曲にタイトルとイラストがつけられたものになっています。
ちょうど上下巻が出版された直後の2014年、楽器店で対面セミナーが開催され、この時私も参加させて頂き、その時こちらのテキストも購入させて頂きました。
初めてお会いする栄子先生は、
そのプロフィールからも、素晴らしいご指導力をお持ちであるとは思いましたが、
たくさんの手作りグッズもお持ちになられ、穏やかで優しく、とても魅力的な先生と言う印象でした。
きっと前回(2014年)お聴きしていても、忘れてしまっていた事もいろいろあったかもしれず💦😅
今回改めてこちらの講座では、非常に勉強になりました。
まずチェルニー30を、こんなにも音楽的に美しく演奏できるのかと驚きました。
栄子先生が弾いてくださる様々なパッセージは、まるで鍵盤上に真珠の玉が転がるかの様に、
粒が揃い、軽やかで美しく、
またパリッとメリハリのある音、
そしてフレーズの盛り上がり、ハーモニーの美しさ等、
チェルニーでは今まで見逃してしまっていた様なあちらこちらから、音楽の美しさを気付かせてくれるものでした。
また、その様な音楽性と共に、
様々なテクニック指導へと、、
例えば、
元気にはつらつとした音を出したいから、こんなタッチや奏法、
ふわっとお昼寝中の様な柔らかな音を出したいから、こんなタッチ、
そして音型に合わせた手の動き(方向性)を、とても細かく分析し、使い分けられている事、
それから手首や腕の使い方等など…
また様々な内容の中でも、今回、個人的に特に良かったのは、
しっかりとした手の作り方、鍛え方、そして、
鍵盤への重みのかけ方です。
これらについては、以前から自分なりに試行錯誤しながら、生徒さん達にお伝えはしているのですが、
今一つ伝え方に、物足りなさを感じていました。
けれど、この少しモヤモヤした部分についても、
お話を伺う中で、
「これだ!」
とはっきりと思える事がありました。
手の作り方、鍛え方についてのキーワードは、
`手のひらの筋肉の使い方’
この事の大切さは、
自分自身、学生時代(とおーい昔😅)、
恩師からレッスンで教わっていた事、
なのにうまく伝えきれず…
けれど今回、栄子先生の言葉の中に、
ヒントが見つかりました。
そしてすぐに、自分なりにグッズも何パターンか使いながら、生徒さん達にもお伝えし始めた所、
ほぼ皆さん、手がしっかりしてきて、
その後すぐに弾いてもらうと、
音もしっかりしてきました‼︎
そして皆さんに
「トレーニングする前と後で何が違う?」
と聞くと、皆さん
「手と音がしっかりした😮」
と、ちょっと驚きながら言ってくれました!
具体的な方法など、今後少しずつご紹介していきたいと思いますが、
こういう事があると、ますますレッスンがワクワクしてきます✨☺️
早速このトレーニング、お家でも取り入れて、
やった日や回数も記入できる様、レッスンファイルプリントなどに書き込んだ所、
皆さんしっかりとやってくれています😊
そしてもう一つ、
鍵盤への重みのかけ方、
これも同じ意味合いで、お伝えしてきたけれど、やはり伝え方に物足りなさを感じており、、
これについては、
小さな生徒さんと言うより、中学生位の生徒さんから…と思い、少しずつお伝えしていますが、
昨日も早速、これを伝えた中1Sちゃん、
「このトレーニング、
聞いてよかったです!」
と言ってくれました😭😭
こんな風に様々な学びを通し、
今後へもしっかりとブラッシュUP、生かしていきたいと思います。
またこのような充実した内容を、
今回オンラインで受講させて頂けた事も、とても有り難い事でした。
このような機会を作ってくださった山本美芽先生、
そしてご指導下さった栄子先生、
ありがとうございました✨
お読み下さいまして
ありがとうございました。
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