こんにちは。
ピアノでキラキラ♪
世田谷区船橋
うえそのあつこピアノ教室です。
だいぶ春らしくなりましたね🌸
今日は先日の続きで、小2Aくん、8分の6拍子レッスンについてのご紹介です。
バイエルテキストで、初めて8分の6拍子を学ぶ事になったAくん。
このバイエルの曲は、音楽的というよりはとてもシンプルなので、初めて8分の6拍子を学ぶ時にとても理解しやすくおすすめです♪
そして、
8分の6拍子の学び始めに、皆さんにお渡ししているりんごのプリント、
☆プリント左半面には、今まで学んできた4分の4拍子、4分の3拍子等の数え方、
☆プリント右反面には、8分の6拍子、8分の3拍子等の数え方について、書いてあります。
◼︎4分の4拍子等(左反面)では、
4分音符(りんご1つ)を1拍として数える。
◼︎8分の6拍子等(右半面)では、
8分音符(りんご半分)を1拍として数える。
ここがとても重要なところです!
・8分音符(りんご半分)…1拍
ならば、
・4分音符(りんご1つ)つまり
(りんご半分)×2…2拍
・付点4分音符(りんご1つ半)つまり
(りんご半分) × 3… 3拍
・付点2分音符(りんご3つ)つまり
(りんご半分) × 6… 6拍
となります。
この辺は、分数をまだ習っていない生徒さんでも、りんごのイラストを見ながら理解してくれます😊
Aくんも、もちろんすぐ理解してくれました😊
(Aくん、いつも何でもすぐ理解してくれるんです^^)
そして「かわいいミュゼット」
こちらも比較的シンプルですがとても美しい曲です。
AABAから成る3部形式のこちら、
「3段め以外は全部音は同じだね」
すると、皆さん
「あ、ほんとだ」
と言いながらちょっと安心の様子😊
時には、
「この譜面見て何か気付く事ない?」
などお聞きし、生徒さんご自身に気付いてもらう時もあります^^
3段め4小節目の左手は、一部タイとなり弾くのが難しくなりますが、丁寧に練習する事で、Aくん、きれいに弾ける様になりました。
仕上げはレガートで美しくフェルマータでたっぷりなど、曲想もつけて、Aくんらしくとてもすてきに弾いてくれました✨
「人魚のうた」では、右手の基本のメロディにタイがあります。
ここでも、8分の6拍子の数え方をしっかり理解していないときちんと弾く事が出来ません。
ここでAくん、楽譜をよーく見ながら、
「この付点4分音符と8分音符のタイ、合わせるとりんご2つ分だよね、どうして2分音符で表さないの?」
と鋭い質問😊
そこで
8分の6拍子では、
1.2.3.4.5.6
の均等の6拍子ではなく、
1.2.3 4.5.6.
の様に、
1.2.3 と 4.5.6の大きな2つのまとまりに分けて感じる、
''大きな2拍子''
であるという事、
そして楽譜も、3拍ずつまとめて書かれるという事について、お話しました。
なのでこの曲、右手のメロディでは、先程のAくんのご指摘の通り、3拍ずつまとめた形という事で、2分音符は使わず、付点4分音符と8分音符のタイ、という形で表す事になります。
それからこの曲を
6拍子を均等に感じて弾く演奏、
大きな2拍子に感じて弾く演奏それぞれで弾いてあげると、Aくん
「大きな2拍子にすると、メロディが大きく流れるようにきれいになるんだね」
と教えてくれました。
さすがAくんです✨😊
「人魚のうた」も、正しい数え方を確認しながら、次回までに仕上げてくる宿題も出しました。
クラシックやきれいに流れる様な曲が大好きなAくん、
夏の発表会では、いよいよブルグミュラーにも挑戦します❣️
これからも楽しく頑張っていきましょう♪
お読みくださいまして
ありがとうございました。