この本、良かったです。
本屋大賞にノミネートされていて
直木賞もとった後は、
図書館では70人以上の予約待ち∑(゚Д゚)
まあ、私もノミネートされてから内容を聞いて、
読んでみたいと思ったのだけど。
さすがに70人は待ち長いので買いました^^;
これから、さらに増えて100人越すかもね。
内容は
何度もテレビ等で紹介されているのだけど、
簡単に言えば
ピアノコンクールを舞台にした
青春群像劇。
で、他の方がたくさんすでに褒めていらっしゃるけど、
コンクールに向かう人物の書き分けが上手で、
音楽を言葉で表し、
音楽で感動することを言葉で伝える力に圧倒されました。
もともと「のだめカンタービレ」が大好きだった私がハマるのは必然なんだけどね。
出てくる楽曲も、のだめでも出てくる曲もあったし。
とは言え、のだめからクラシックファンになった私は、
知らない楽曲も多く
片手に本
片手にスマホでYouTube
でコンクールの曲を聴きながら
読み進めました。
(だから読むのにすごく時間がかかる)
音楽評論家のかたほど堅苦しくなく
小説を通して曲の解説をしてくれてあるから
素人の私にもわかりやすくて
また好きな曲が増えました^ ^
音楽が好きじゃなくても、
どんな曲なのかを小説として書き上げていらっしゃるから、
読むだけで、その曲のイメージが湧いて
読み進めることができると思います。
むしろ、
そちらのほうが想像性が働いて
エンターテイメントな小説になるかも。
本も楽しめて
音楽も楽しめて
一石二鳥な本ですよ!
映像化も見てみたいな。
ピアノを練習する俳優さんは大変だろうけど(*_*)