読みたいと思いながら今に至り、
今さらながらなんだけど、読みました。
一応ベビー育て中でもあるし、
時間やりくりするほど面白くなかったら読むのやめよう
と思って読み始めたんだけど・・・
めっちゃくちゃ面白かったー
!!!

夜中起き出してきて読んだほど。
最初のほうはそうでもなくて、
本屋大賞こんなものか?
と思ってたんだけど、
途中からグイグイ引き込まれます。娘というくらいだから女の子が主人公なんだけど、その内面の描き方が笑っちゃうし、気持ちを落とされる場面はとことん落としてくるから、こっちまで落ち込んじゃうほど。
作者さん、ドSか??ってなぐらいです。
そこからの奮闘も、一筋縄で行かないから、単に村上海賊の娘が活躍しましたよーーーって話で終わらない。
無茶な話だけど、ヒーロー活劇ほどかっこ良くもなく、そこがまた感情移入しやすいのかも。
作者の和田竜さんは
「のぼうの城」を書いた方なんだね
(無知ですいません・・σ(^_^;))
とはいえ、映画も見てないし、本も読んでないのだけど。
どちらか見てみたくなりました。
やっぱり戦国時代の話は楽しいわ。
顕如、小早川隆景、織田信長とか、『軍師官兵衛』に出てきた人物は出てきた人物を想像しながら読むから、官兵衛のスピンオフを読んでる気分になってました。
たくさん本を読む本屋さんがエンターテイメントとして選ぶ本屋大賞ってやっぱりすごいね。
まだ今年の「鹿の王」は読んでないけど、
(上橋菜穂子さんの守り人シリーズがまだ読み途中のため、とりあえずそちらを先に制覇しようと思ってます)
読むのが楽しみになってきたー(≧∇≦)