『村上海賊の娘』 | ピーチのブログ

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ジャニーズ好き♡Snow Man宮舘涼太くん。17から5歳まで3人の子供有り。自己免疫性肝炎と原発性胆汁性胆管炎も患ってるので、そちらの記録も。

2014年の本屋さんが選ぶ本屋大賞をとった本。

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読みたいと思いながら今に至り、
今さらながらなんだけど、読みました。



一応ベビー育て中でもあるし、
時間やりくりするほど面白くなかったら読むのやめよう
と思って読み始めたんだけど・・・





めっちゃくちゃ面白かったー!!!






夜中起き出してきて読んだほど。




最初のほうはそうでもなくて、
本屋大賞こんなものか?
と思ってたんだけど、
途中からグイグイ引き込まれます。


娘というくらいだから女の子が主人公なんだけど、その内面の描き方が笑っちゃうし、気持ちを落とされる場面はとことん落としてくるから、こっちまで落ち込んじゃうほど。
作者さん、ドSか??ってなぐらいです。
そこからの奮闘も、一筋縄で行かないから、単に村上海賊の娘が活躍しましたよーーーって話で終わらない。
無茶な話だけど、ヒーロー活劇ほどかっこ良くもなく、そこがまた感情移入しやすいのかも。




作者の和田竜さんは
「のぼうの城」を書いた方なんだね
(無知ですいません・・σ(^_^;))
とはいえ、映画も見てないし、本も読んでないのだけど。
どちらか見てみたくなりました。



やっぱり戦国時代の話は楽しいわ。
顕如、小早川隆景、織田信長とか、『軍師官兵衛』に出てきた人物は出てきた人物を想像しながら読むから、官兵衛のスピンオフを読んでる気分になってました。




たくさん本を読む本屋さんがエンターテイメントとして選ぶ本屋大賞ってやっぱりすごいね。



まだ今年の「鹿の王」は読んでないけど、
(上橋菜穂子さんの守り人シリーズがまだ読み途中のため、とりあえずそちらを先に制覇しようと思ってます)
読むのが楽しみになってきたー(≧∇≦)