「オサエロ」へ込めた想い。。 | 瀬川ももえ

瀬川ももえ

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空感演人プロデュース
舞台「オサエロ」

終幕。

沢山のご来場、誠に有難うございました。

心から感謝致します。


私にとって「オサエロ」はとても特別な作品でした。


前回のブログでもお話ししたように、祖父は特攻隊で出撃命令が下る前に終戦を迎え生き残りました。


生前、祖父が私たち孫にも戦争の話を聞かせてくれていたのは、お国の為にとその命を捧げた方々がいたのだという事を知って欲しい、その上に今の日本があるのだという事を忘れないで欲しい、、そんな想いがあったのだと思います。



祖父が亡くなってから早10年。。




この作品と出会い、その時代を生きた人を演じるという機会を頂き、これからは今を生きる私達が伝えなければいけないと心から思いました。

伝える上で沢山考えました。

その時代を生きていた方々に少しでも近づくにはどうしたらいいのか。。



立ち振る舞いや、お辞儀の仕方、話し方などの所作なども全く違います。

そして、何より「死」と毎日隣り合わせに生きていたこと。
それがどんなに怖く、辛い事なのか。

お国の為にと特攻していく方々をどんな想いで見送っていたのか、、
それが大好きな人だったらどれほど辛いだろう。。



この作品の中で私の演じた沢口夏子という役は、幼馴染の2人が特攻隊でした。

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右から
修ちゃん(竹田航さん)
夏子
かっちゃん(増田豪さん)

稽古から3人で色々話しました。
沢山笑いました。
沢山助けてもらいました。

この2人と幼馴染でいられて幸せでした。


とても辛い現実を受け止めなければいけなかったけれど。。


夏子にとって、かっちゃんと修ちゃんと過ごした日々は決して苦い思い出なんかではなく、二度と帰って来ない青春そのものでした。

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そして、三角兵舎で出逢った特攻隊の皆さん。神田隊長始め、岡本さん、柴田さん、稲島さん。
そして特攻隊の皆さんのお世話をしていた女学生の昭代ちゃん。

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どんなに辛い状況でも、心から笑える瞬間もあったんじゃないかな。それは、仲間がいたから。



大好きなかっちゃんが妹と弟に宛てた遺書に綴った思い。

「兄ちゃんは君達と、君達の子供と、孫になる子供の為に突入するのです。」

命をかけて守りたいと願った未来。



今を生きる私達が、その想いを忘れずに生きていく事、そしてその想いを伝えていく事。



この作品を通して、私自身そのことに気付かせてもらいました。


かっちゃん、修ちゃん、
そして特攻隊の皆さん、昭代ちゃん、
みんなみんなありがとう。



繋いでもらった命を大切に
これからも生きていこうと思います。

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