2024年2月27日


セカンドオピニオン後、初めてのがんセンター受診日でした。



お父さんと一緒に車でがんセンターへ行きました。


この日はいつも以上に混んでいて、駐車場が空くまで30分程待ちました。


まずは採血をしました。

この日は3本取りました。


そのあと婦人科へ行きましたがいつもより人が多い気がしました。


いつも空いている椅子が空いていなかったので、フリースペースで待ちました。


セカンドオピニオンに付き添ってくれた長兄も仕事の合間に来てくれました。


私はとても緊張していました。


有明の先生と主治医の考え方が真逆だったので、そこを主治医はどう判断するのだろうかとずっと考えていました。


長兄は、主治医が何と言おうと有明で言われた事をお願いしてやってもらうと言っていました。


私は複雑な気持ちでした。


ラステットの副作用が耐えられなかったので、もし主治医がカンプトをやっても構わないと言った時に副作用が耐えられるのだろうかと思っていました。


待ち合いの椅子に座っていると、看護師さんに声を掛けられました。


看護師「末っ子ちゃん。緩和ケアの看護師さんがお話をしたいみたい」


私「そうなんですね、わかりました」


緩和ケアの看護師さんは、治療がなくなってから痛みの事や心のバランスについて毎回話を聞いてくれるようになりました。


場所を移動して話をしました。


看護師「こんにちは。セカンドオピニオンは予定通り行けましたか?」


私「はい。行けました」


看護師「そうですか。後ほど先生からもお話があると思いますからその時お話をしてくださいね」


私「わかりました」


看護師「前回の受診から3週間くらい経ちましたが体調はどうですか?」


私「低血圧と貧血が酷くて気持ち悪さがあります」


看護師「あら。今日の血圧はどのくらい?」


私「それが病院で測ると普通なんです。でもいつもは90/50くらいで、具合悪いなって思う時は上が86とかです」


看護師「確かに低めですね。ただ、お家はリラックスしている状態なので、普段より低く出てしまうのは仕方ないかなと思います」


私「そうなんですね」


看護師「それよりヘモグロビンが7.1で低いですね。輸血はした事ありますか?」


私「ないです」


看護師「輸血すると楽になるので先生にお願いしてみましょうか」


私「わかりました」


看護師「痛みはどうですか?」


私「オキシコドンを飲むようになってから痛みは取れていたんですけど、最近また下腹部や鼠径部が一日を通して痛むようになってきて、オキノームを飲んでもスッキリせず、ずっと痛む感じで気になります」


看護師「そうですか。それは辛いですね。この後先生に言ってオキシコドンの量を増やすことを検討してみますね。オキノームの飲み方はどうですか?」


私「瞬間的に痛くなった時は必ず飲んでいます。それ以外だと出かける用事がある時は予防的に飲んだりしています。それと長時間座っていると痛くなるので、そういう場面がある時も事前に飲んでいます」


看護師「その飲み方でいいですよ。痛くなった時はもちろん、予防的に飲むのも凄くいいですね。そうやって上手く痛みをコントロール出来ていていいと思います。一日何回くらい飲むのかしら?」


私「飲まない時の方が多いんですが、痛い時は一日3回くらい飲みます」


看護師「そのくらいなんですね。わかりました」


看護師「ラステットは副作用辛かった?」


私「そうなんです。吐き気と倦怠感で全然ダメで・・・。吐き気が強い時は1日置きに飲んでと言われたのでそうしたんですが、ご飯も食べられないくらい酷くなってしまったので先生に電話して服用をやめました」


看護師「それは辛かったですね。今は吐き気どうですか?」


私「今もムカムカしています。何かの薬の副作用だと思うんですが分かりません。吐き気が強くなったらドンペリドンを飲んでいます」


看護師「そうなんですね。ご飯はどのくらい食べられる?」


私「白米があまり食べられなくておかずだけ食べています。量はいつもの半分くらいしか食べられてないと思います」


看護師「おかずだけ食べていればいいですからね。白米は食べられなくても気にしなくて大丈夫ですよ」


私「わかりました」


看護師「体重はどうですか?」


私「あまり変わらないですがピークの時から比べると3kg痩せました」


看護師「わかりました。何か困っていることはありますか?」


私「やっぱり痛みが強いと不安も強くなるので精神的な面で落ち込むことが増えました。痛みが強い日は、前日の行動を思い出して何がいけなかったのか、何を食べたかとか色々と考えしまいます。痛みがない日は本当に穏やかな気持ちで過ごせるんですが、痛いと癌がどうかしてるんじゃないかと考えてしまって、不安で気持ち悪くなるのが辛いです」


看護師「痛みは精神的にも一番辛いですね。痛み止めを増やしてその痛みを取りましょう。吐き気もどこから来ているか分からなくて余計に吐き気を呼んでしまいますよね。先生にも相談しましょう」


私「わかりました」


こうして話は終わりました。


この日の予約は11時30分でしたが、12時40分になっても呼ばれませんでした。


いつもは12時過ぎに呼ばれるのですが、この日は看護師さんもバタバタバタバタしていたので何かあったんだろうと思いました。


長兄が13時には病院を出なくてはならず、刻々と時間が迫ってきて私は更に焦りました。


12時50分。

ようやく私の番になりました。


お父さんと長兄と一緒に診察室に入りました。


次へ続きます。