今日は現在の話を書きます。


以前ブログに書きましたが、通っているがんセンターでは「出来る治療がない」と言われてしまいました。

※2024/1/30の出来事です



私はプラチナ系の抗がん剤(シスプラチン、カルボプラチン)を13回投与しています。


その副作用で、腎機能の数値が悪くなってしまいました。


クレアチニンという腎機能を見る項目があります。


女性の基準値は「0.46~0.82mg/dl」ですが、私は現在「1.50mg/dl」と高くなっています。


また、eGFRという「腎臓にどれくらい老廃物を尿へ排出する能力があるか」の数値は、腎機能が悪くなる前に比べると半分に下がりました。


今はたくさんの痛み止めや吐き気止めの薬を飲んでいるので、その中には腎臓に負担がかかる薬もあります。


私は主治医から「有効な治療はもうありません」と言われた時に「おりものだけでもどうにかなりませんか?」と言いました。


その時、腎機能の数値を見て決めますと言われ、一週間後にもう一度血液検査をしました。


クレアチニンは一週間で1.47→1.50と、そこまで悪くなっていなかった為「ラステットSカプセル」という飲む抗がん剤を試してみることが出来ました。


ラステットSカプセルは25mgと50mgがありますが私は腎機能が悪いので25mgとなりました。


三週間毎日飲み、一週間休薬で1クールとなります。


飲む時間は私が決めて良いと言われたので、就寝前にロラゼパムという吐き気止めと一緒に飲むことにしました。


2024/2/6の就寝時から服用を始めたばかりなので、まだおりものの量は変わりません。


今感じている副作用は、吐き気と貧血です。


吐き気は吐き気止めでコントロールしていますが、それでもキツい時があります。

※吐くほどではないです


貧血と低血圧で目眩や倦怠感が強い日も増え、鉄分を多く含む食品を食べたり水分補給をこまめにとることを意識しています。


痛み止めや吐き気止めの副作用で便秘があり、下剤を飲んでいますがそれでも難しい時があります。


便秘が続くと吐き気も強くなります。


吐き気は本当に気力を奪われるので、便が毎日少しでも出るように下剤の量をコントロールしながら過ごしています。


今飲んでいる抗がん剤は、腫瘍を小さくする為ではありません。


少しでも進行を抑えて、おりものを減らす事が目的です。


効くかどうかは分からないですし、腎機能の数値が悪くなれば薬は使用出来なくなります。


今月中にセカンドオピニオンへ行くので、それまでの繋ぎになるかもしれません。


でも私は、先生がこうして薬を処方してくださったことに感謝しています。


TC療法のような強い副作用は出ないので、無理なく続けていけたらいいなと思います。