5月1日は八十八夜
お茶摘みの季節の到来です
5月5日の立夏に母の生家の山の中でお茶摘み
農薬も肥料も施さず、自然のまんまのお茶の木
今年は大幅に剪定したのでボリュームは少ないのですが綺麗な新芽が芽吹いてきました
一芯二葉の新芽を摘んでいきます
芽吹きたての新芽は柔らかくて透き通るような緑色
まずは摘みたてのお茶を蒸して揉んでお茶を一服
爽やかな苦味と甘味が感じられて美味しい
烏龍茶を作ろうかと思っていたのですが、白茶の方が手軽にできるとのことなので、白茶作りに変更
萎凋というのは、茶葉に脱水ストレスを与えることで酵素発酵を促進する工程だとか。
2日目には葉が縮れてきました
本来、白茶は全く触らずに萎凋を行うのですが、烏龍茶を作ろうかと思っていたこともあり、ちょっと触ってしまった
また、萎凋は48時間程度行うとのことですが、4日間ほどかけて行いました。
5日目の朝の状態
なぜ白茶かというと、白茶は蒸したり揉んだ入りする工程がないので、芯に生えている産毛が白く見えるから白茶というそう
我が家の白茶もしっかり白色に
このまま乾燥させてもできるようなのですが、発酵が進むので、一旦火入れして発酵を止めることに
コンベクションオーブン120度で10分間加熱し
さらに、60度の保温で2時間程度じっくり乾燥させました。
低音で熟成することで、青臭さが抜けて甘い香りが形成されるそう。
確かに、熟成前のものと比べると格段に香りが良くなっています
早速出来立ての白茶をテイスティング
一煎目水のように
まだ薄い水色です
二煎目は花のように
華やかな香りが強くなり
三煎目は茶のように
水色がしっかり出てきて、お茶らしい味わいが感じられます
この後、六煎目〜七煎目まで楽しめました
正解がわからないけど、個人的には大満足な仕上がりです
この後、半年ほど寝かせて完成かな
半年後の変化も楽しみ
白茶については茶聞道を開催されている書道家「てらきち」さんのYou Tubeで詳しく解説されています
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