前回は、経済力、軍事力、参政権、情報発信力のうちの
経済力、軍事力について書きました。
次は参政権について考えてみましょう。
権力=経済力×軍事力×参政権×情報発信力
権力の大きさは参政権の大きさに比例します。
『成人に一人一票の選挙権を与える事』により、民衆には
平等に参政権が与えられているようにみえます。
≪参政権を民衆に平等に与えるためには≫をテーマにします。
①、まず、政治献金の規制が必要です。
カネが有り余った個人や法人が政治家や政党にまとまった
カネを献金するーーこれは政治家と政治家以外の存在との
間に≪ゆちゃくの関係≫を発生させ、平和主義や民主主義
などの正義に基づく正しい政治が行われる事を大きく
さまたげます。
貧しい人々が投票しができない(投票参政権しか持たない)
事実と比較して
≪政治献金を規制しなければ参政権の平等が崩れる≫
と明白にいえます。
②、①以外のゆちゃくの禁止
政治家や政党が自分たちのオトモダチ(特に選挙において
組織票を与えてくれそうな人々)に便宜をはかるのは、
参政権の平等を崩す犯罪行為である事は明白です。
この種の問題では、『政治家や政党がオトモダチからカネさえ
受け取らなければいい』という誤解があるようですが、
≪悪い政治家、政党が最も欲するのは組織票でしょう。≫
オトモダチに便宜をはかった時点で犯罪とみなすべきです。
③民衆の一人一人が投票参政権を活かせるようにする。
民衆には、様々な政治、社会などの情報をみて、理性的に
考えて投票する余裕が与えられなければいけません。
そのためには≪平和と人権≫が保障されていなければ
いけません。
≪平和と民主主義を守るのが民主主義の必要条件≫
という民主主義の大原則とも合致します。
戦争のさなかとか、人権を侵害されそうな状況とかでは、
民衆の一人一人が≪充分な理性と余裕≫を持って選挙で
投票する事はできません。
従って、≪平和や人権を尊重しない政治家、政党は、
民主主義の政党ではない、独裁主義の政党である≫
といえます。
では、平和と人権だけで充分でしょうかーーそうでは
ありませんよね。
豊かで民主主義的な≪教育、文化、報道など≫が民衆の
一人一人に与えられていなければ、選挙で充分な理性と
余裕を持って投票先を考える事はできません。
また、政治や社会、経済などの情報公開も必要です。
≪情報公開の必要性≫
これは人権の中に≪知る権利≫が含まれている事とも
関連しています。
政治や社会、経済などが情報公開されていなければ、
民衆が選挙で投票先を考えるのに支障をきたします。
特に注意したいのは、≪密約や秘密主義の禁止≫が
必要だという事です。
民衆の≪知る権利≫という人権を無視し、国会や行政府、
裁判所などが隠し事をしてはいけません。
国会与党や行政府がその巨大な権力を濫用し、密約を
作ったり、自分達に都合の悪い情報を隠ぺいしたりする
ケースは多いですが、
≪民主主義に完全に反する重大な犯罪である≫として
厳しく糾弾しなければいけません。
当然、糾弾するための法律などが必要不可欠です。