前回からの続きとなります。
イ、報道の問題
A、隠ぺいされた福島第一原発大事故のメルトダウン
B、原発安全神話がねつ造されていた事。
C、≪安価な電力≫という虚偽の情報の流布
D、「食べて応援」という危険な情報発信
E、誰が何のために報道に圧力をかけたのか
A、原発大事故において最悪の事態ーーメルトダウンが
起こっていたのに、その情報が隠ぺいされました。
とても信じられない情報操作で、民衆の≪知る権利≫を
完全に無視した独裁主義の暴挙でしょう。
これほどひどい暴挙が行われたのは、日本株の大暴落を
防ぐためではなかったでしょうか。
最重要なメルトダウンの情報さえ隠ぺいされていては、
福島第一原発の周辺の人々は、避難すべきかどうかも、
原発大事故にどう対処していいのかもわからなかった
はずです。
B、何の根拠も無く、≪日本の原発は安全だ≫という
デタラメな情報が流されていました。誰がこんな虚偽の
情報を流そうと考えたのかーー重要な問題点です。
≪原子力ムラ≫と呼ばれる連中だけではないーー
C、なぜ原発政策が必要なのかーーその理由として
≪安価な電力≫という言葉がよく使われました。
原発による発電は、本当に安価なのでしょうか。
これもまた、とんでもない虚偽の情報であり、原発が
必然的に生み出す放射能廃棄物の処理の費用や
原発事故のリスクなどが計算に入っていません。
現実に福島第一原発の大事故が発生しました。
原発政策でどれだけ≪巨額の大赤字≫が出るのか、
想像さえも難しい状況となっています。
D、「食べて応援」という危険な情報発信ーー
放射能は危険であり、放射能に汚染された食糧は
体内被曝につながります。しかし「食べて応援」という
まるで戦時中の合言葉のような言葉が作られました。
また、放射能の危険性を警告する者に対しては
「風評被害」を広めると批判する者がいました。
報道でも「風評被害」という言葉は使われました。
E、誰が何のために報道に圧力をかけたのかーー
これを考える事が最も大切でしょう。
原発安全神話の流布。メルトダウンの隠ぺい。
「安価な電力」という嘘の情報。
「食べて応援」「風評被害を広めるな」など。
原発によりカネや利権を得る勢力が存在します。
しかも、その勢力が報道に圧力を掛けられるという
恐怖の構造が日本に存在します。
政治もあまりに異常です。国会与党と行政府は、
原発の恐ろしい危険性を隠ぺいし、日本中に
大量の原発を造ったのですから。
その原因は、資本主義・グローバル経済により
巨大な権力を持つ大資本勢力が発生し、
その巨大な権力が原発政策を強行したのです。
報道に圧力を掛けているのもその権力です。
Eが最も重要でしょう。大資本勢力という巨大な権力を
持つ勢力が原発政策を強行し、報道にさえ圧力を
掛けられる非民主主義的な構造が存在するーー
これこそ≪独裁主義の構造≫といってもいいでしょう。
教育では、単に生徒に歴史の表面上の知識を教えるだけ
ではなく、それを通して生徒に
≪権力の危険性≫や≪なぜ、権力が偏るのか≫、
≪誰が権力を持っているのか≫、
≪権力により民衆の人権がどのように壊されるのか≫、
≪報道の大切さ≫、
≪報道に圧力が掛けられる事の危険性≫
などを考えさせないといけません。