理解が追いつくのはずっと先のこと。 | しましまかあさんの思い出日記

しましまかあさんの思い出日記

こどもたちがうまれたときの気持ちや、状況、その日の出来事などを気の向くままに書いてみようと思います。

低血糖に気付かされたあとだったか前だったか、覚えていません。授乳で面会となる時間よりも少し早く、先生がお話があると看護師さんが呼びに来ました。



今度は何があるのか、嫌な予感はありました。



そこで話されたのが、尿道下裂でした。



これが見つかったとき、性別は染色体検査をしないと分からない、と言われました。



なので出生届を出すのは待ってほしいと、すでに受け取っていた出生届は回収されました。




意味が分かりませんでした。




分からなすぎて、とりあえず夫と母には伝えないと、と思った以外、悲しいとか、不安とか、感情がありませんでした。




時間がたつにつれて、段々と現実がおそってきました。



男か女か分からない?先生に言われなければ見た目は男の子なのに。これで女の子というほうが不自然のような。。



離れたところにいると、自分の赤ちゃんが何なのか、よく分からなくなってしまいました。



用があってベッドに来た看護師さんに、突然、なにが悪かったのか、妊娠も分かる前にお寿司食べたからなのかとか質問し始めた挙げ句、大泣きしてしまいました。



後日、内分泌専門の先生を紹介されました。このときはまだ、内分泌の先生が同じ主治医として関わっていくのか、理解ができていませんでした。