近年、母乳育児はイイという話は、
きっと誰でもご存じかと思いますが、
んじゃ、
正しい授乳指導はどこで受けられるの?
ということが伝わっていなくて残念。。。
先ほど、某・元アイドルのblogを覗いたら、
毎晩の夜中の授乳後に、搾乳しているとか。
いかも、1回に70cc~100ccですって
いけませんっ
おっぱいが、ママの体が、壊れてしまうよ。。。
コメントするわけにもいかず
でも、みなさん、こんな感じで分からないのよね。
赤ちゃんが生まれて、
ママのおっぱいの生産量と赤ちゃんの哺乳量が
イイ感じに合ってくるのには2~3カ月かかります。
授乳後に搾乳すると、ママの体は
その分、赤ちゃんが欲して飲んだと認識し
赤ちゃんのために生産するから、
朝起きた時には、きっと
スイカのようにパンパンなのでしょう。
そういうおっぱいは、
赤ちゃんが乳首をふくみづらいくらいに、
カッチカチなはずです。
少しでも赤ちゃんのお口からの刺激があると
勝手に噴き出してしまうほどになります。
赤ちゃんは不本意に、湧いてくるおっぱいを
自分のリズムのそしゃくをせずに、
喉に直接やってくるおっぱいを飲む。
ママのカッチカチが治まるほどになんて飲めっこなくて、
ママはまた搾乳しておっぱいを鎮める
まだ生まれたばかりの赤ちゃんなら、
1回の哺乳量は30~40ccくらい。
30分に一度はおむつを濡らすので取り換え、
おっぱいを飲む、という繰り返し。
日を追うごとに、
まとめて飲めるようになり、
多い量の消化が可能になっていきます。
と書けば、
納得していただけるのではないでしょうか?
また、某アイドルったら
生まれたばかりの赤ちゃんが、
げっぷをさせるために縦抱きにすると
すでに首を立てていると・・・
それがスゴイと・・・
違うの~!
赤ちゃんは苦しくて、体を反らせているのです。
早くから、首を立てらる子、
早くから、寝がえりができる子、
実は注意をしてみてあげてほしい。
お腹が苦しくて反るんです
もし、ご自分の授乳方法、母乳育児に自信がないなと
思われる方は、ネットで検索してでも、
ちょっと遠くても一度は、
母乳育児相談所を訪れてみてほしいと思います。
オススメの本ならこちら!(私は山西式を推奨します)
母乳で育てるコツ 山西みな子 著
母乳育児お助けBOOK 柳澤 薫 著
先月の抱っこ法勉強会で、
卒乳の本が出版に向けて進んでいることを知り、
一部の章について読ませてもらい、
一般の方々に読んでいただくのにどうだろう?
と検討されました。
以前、書かせていただいた私の原稿も含まれており、
一つ、夢が叶いそうな2011年です
嬉しいのと、
そこまで話しを進めるにあたり、
原稿の手直しやら、出版社とのやりとりやら、
本当に大変な部分を担ってくださっている先生方に
ひたすら感謝でございます。
出版まで漕ぎつけたときには、またアップさせてくださいね