私は35歳の時に起業しましたが、起業した理由は、
1)9年間中小企業の中国向け専門商社で働いていたが、
2人目の次女が生まれた時に有給ではなく3日間特別休暇が取れるので会社を休んだのですが、
4日目会社に出勤したら社長から「長い間休んでそんなに会社に来たくなかったらもう来なくていい」
って言われたのです。
私がいないと会社は困ることは解っていたので、皮肉や冗談で言ったことは理解していたが、
冗談でも言って良いことと悪いことがあるだろうとどうしても我慢出来なくて言われた翌日に退職届けを
出してその当日に会社を辞めたのです。
印刷会社の営業職に転職したのですが、前職の中国向け専門商社の中国事務所の中国人スタッフから
「私が会社を退職したので自分も辞めるから2人で一緒に同じ中国向け専門商社の会社を設立しよう」
と言う電話が中国から毎日毎日電話がかかってきたのです。
2)転職した印刷会社も中小企業なので社長も上司もアホでうんざりしていたが、起業する気持ちには
なれなっか為、毎日電話がかかってきても断っていたのですが、私は大学4回生の時に35歳までに社長になる
と言う目標・夢を掲げていたことを思い出して、今がまさに35歳でそのタイミング・チャンスで運命かも知れないと
思ったのです。
私が起業した理由は、
・35歳までに社長になる目標・夢を達成したかったし運命であると感じた為。
・転職した印刷会社も中小企業で社長や上司からアホなことばかり言われて毎日うんざりしていて、
この先何十年もサラリーマンを続けるのは地獄だと思った為。
・一からゼロからの起業ではなく、9年間働いてきた同じ中国向け専門商社を設立するので、それなりの
知識があり今すぐにでもスタート出来るビジネスであった為。
同じ起業するなら一からゼロからのスタートではなく、私のように前職と同じ仕事で起業する方が成功の
可能性が高いと思います。
私は会社を経営しながら、副業として他のビジネスや数多くのアルバイトも経験してきました。
正社員では一流上場企業に就職するのは無理でしたが、私は自分の貿易実務のスキルが一流企業でも通用するか?
を試したかったので、派遣や業務委託で一流上場企業で働いた経験もあります。
だから、私は自分自身の経験を基に相談者にはアドバイスしています。
・一流企業や公務員で働いている人には、起業したいという余程の強い意志や想いがない限りは、
起業することに反対しています。
私も一流企業で働いた経験があるので、やはり一流企業は中小企業と違って会社も上司も一般社員の人達も
すばらしい人達が多く給料の他にも色々な面で待遇が良い。
私は実際に働いてみてもし私が一流企業に就職していたら起業(独立)なんか絶対にしていなかった
とつくずく感じた為です。
・中小企業で働いていて毎日イヤイヤ働いている人には、私は自分の経験から痛いほどその気持ちは解るので
起業することに賛成する方が多いです。
ただ、すぐには会社を辞めないで暫くは辛いけど我慢して(辞めるのはいつでも辞めるので)、
まずは起業ではなく副業から始めることを提案しています。