ある男性が言っていた
休みたくない仕事をしろと
違う男性が言っていた
飽きない=商いだと
私は思い出した
暮らしが生き方、生き方そのものが職業という言葉を
何者にもなる必要はない
ただ自分でいればいい
ただ自分がやりたいことをやればいい
ある女性が言っていた
生まれてこない命もあるのだと
違う女性が言っていた
突然死した幼馴染がいるのだと
私は思い出した
生きているだけで価値があるのだという言葉を
何かを成し遂げなければいけないと思う必要はない
生きて今ここにいる
ただそれだけで素晴らしい奇跡のようなことなのだ
あるひとが言っていた
お金を稼ぐために生きるのは虚しいと
違うひとが言っていた
言葉には限界があるのだと
私は考えた
お金も言葉も肩書きもすべて手段でしかないのだと
何かが目的になった瞬間にきっとおかしなことになる
依存が始まり
失敗が怖くなる
みんな思い出せ
自然界にもとからあったもの以外
すべてひとがつくりだしたものなのだと
自分たちのつくったものたちに踊らされる必要はない
ただ自分を楽しませるために使えばいい
人生は楽しむためにあるのだから