王様のブランチで絶賛されていた本作。

タイミングよく図書館で借りることができ、れ早速 読ませて頂きました。

んー、作中作の小説も、仕掛けも面白いと思いましたが、絶賛、喧伝されていたほど 反転 反転 という感じはしなかったし、何よりこういう仕掛けものミステリー?はあまり好きな方ではないせいか、とくに心に響く作品ではなかったかなと、私は思いました。

ま、 最初に面白いぞー!という期待感が大きかったからかもしれませんね。

でも、もちろん凝った面白味のある作品だったと思います。

感謝音譜


記録のため 以下に Amazon さん の内容紹介を転載させていただきます。


反転、反転、また反転――!

本気の「仕掛け」を堪能せよ!

 『珈琲店タレーランの事件簿』の著者がおくる、2023年大本命ミステリー。


●STORY

大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。

それは彼女が小説家になる前に書いた『鏡の国』という私小説を、死の直前に手直ししたものだった。

「室見響子、最後の本」として出版の準備が進んでいたところ、担当編集者が著作権継承者である響子の姪に、突然こう告げる。

「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。


削除されたパートは実在するのか、だとしたらなぜ響子はそのシーンを「削除」したのか、そもそも彼女は何のためにこの原稿を書いたのか……その答えが明かされた時、驚愕の真実が浮かび上がる。