浪費癖がひどくて浮気三昧で
機嫌が悪いと暴言を吐く最低な夫であっても
離婚しなかったのは、
我が子に
自分が感じた苦痛を感じさせたくなかった、
たった一つの理由でしたが
とうとう「その日」が、やってきました。
ある朝、奴が離婚届けをもってきて
「離婚してくれ」
と、言いました。
当時私は夫婦関係修復のため無理をして
声をかけたりコミュニケーションをとろうとしておりましたが
所詮嘘は嘘。無理は無理で少々心を病んでおりました。
だから、今思えば適切なことは言えなかったのですが・・・
直感的にこれが奴に言いたいことを言える最後の
チャンスだと
ぶわ~~~~~っと奴に向かって吐き出しました。
奴のこれまでの浮気、無責任な行動、嫌いなところ
とにかく15年近く我慢してきたことを全部吐き出しました。
今まで一度も言ったことのないすべてを吐き出しました。
最低野郎は私の勢いに逃げるようにその場から去りました。
当時、小学生と中学生だった子供たちが
どれほど傷つくだろうとそれだけが心痛むことでしたが
もう、離婚届けを置いて出て行ったのでどうしようもありません。
しかも自分の引っ越しの為、子供の学資保険も勝手に解約して
生きていくために必要なお金は残さず
たくさんの不要なガラクタと
ボロボロの私と
かわいい子供たちを残して
奴は家を出ていきました。
それから約2年してから離婚が成立しました。