若者 : 日頃、気をつけないといけないことは何でしょうか?
先生 : 人間にはそれぞれ習性というものが身についておってな、
これは日頃の習慣によって身についた性質のことで、
つまり、キミの良い習慣、悪い習慣のことじゃ。
一日の行動を振り返って考えてみるとよく分かる。
学校や仕事のような強制的な時間は別として、
キミが自由に使える時間に、何をしているか、よく思い出されてみよ。
若者 : 朝起きて、ご飯を食べて、テレビを見ながら着替えて、登校。
学校が終わって、部活に行き、帰宅ですね。
先生 : まぁ、そんなもんじゃろうて、
しかし、重要なのはここからじゃ、家に帰って、家にいる時間、
何をしておる?
若者 : えーっと、順序はころころ変わるとして、
ご飯、お風呂、宿題、テレビ、ゲームやアプリ、インターネット、LINE
ですかね。 僕も結構、毎日忙しくて・・・。
先生 : それがキミの習性じゃ。
しかし、これまた、ほとんど悪い習慣しかないではないか。
若者 : はい、暇することなく、充実した一日を過ごしております。
ところで、先生!
「良い習慣」「悪い習慣」とはどのようなご判断でしょうか?
先生 : その判断は色々あってな、
キミに分かりやすく言うと、
その「習慣」は将来、キミの何になるか、ということじゃ。
若者 : 何になるか、と申しますと?
先生 : 例えば、「ゲーム」で考えてみると、
ゲームをして、将来、実生活で役に立つことはあるのか?
若者 : 少しの知識しか身につかないかもしれません。
先生 : では、そのゲームの時間、読書や勉強をすると、どうなる?
その読書や勉強とは、キミが目指している目標や夢についてするのじゃ。
若者 : なるほど。将来を考えると、「ゲーム」と「学ぶ」ではえらい違いですね。
先生 : そうじゃ。そこまでは誰でも分かるのじゃ。
重要なことは、キミが頭では理解したが、さて、
行動できるか、どうかじゃ。
いいか、心して聞くのじゃ。
若者 : はい。
先生 : 毎日、決まった生活をしていると、だんだん精神が麻痺してくる。
刺激がなくなり、鈍くなってくる。 これを「人間の機械化」というのじゃ。
キミという人間に、ゲーム、テレビ等をするプロミングされておるのじゃ。
キミが、勉強をしようと思ってはいても、
キミの体が、そう動いてくれないのじゃ。
今日も、明日も、同じ毎日を繰り返すじゃろう。
若者 : 先生! それは困ります。
僕は、僕は・・・。
どうしたら、将来に繋がる、有意義な日々を過ごせるのですか?
先生 : 殻を脱げ!
若者 : 殻を脱げ???
先生 : 海老を知っておるか?
若者 : えっ、海老ですか。 はぁ、勿論です。
先生 : 海老と言うのはな、実によく殻を脱ぐやつで、生きておる限り、常に殻を脱ぐ。
よく殻を脱いで、新鮮な体になる。
幾つになっても固まらないで、自己の殻を脱ぐことを心がけるのじゃ。
脱皮を繰り返し、海老のように成長し新しく生まれ変わるのじゃ。
だから、
日々、変わらぬ日常を過ごすのでなく、
自分の成長を常に視野に入れておき、
自分のその求めるものを学ぶのじゃ。
その習慣こそが、「良い習慣」というのじゃ。
若者 : 肝に銘じます。
*最後まで読んで頂きありがとうございます。
僕のブログも殻を脱ぐつもりで、新しいことに挑戦していきたいと思います。
少しでも分かりやすく説明できるように、
絵でも挿入できないかと考え、下記の物を購入し、挑戦していきます。
いつもありがとうございます。