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Peace Study Notes

一筆書きでつづる素晴らしき世界のスケッチブック




未来へ残したい遊びとして 「折り紙」 がある

たった一枚の紙を人間の手によって
魔法のように 立体的に造形していく
物作りの原点がそこにはあると思う

歩きながらDSしてる よその子供達を見ると
クラクラ めまいがしてしまうけど
ぼくは 決してあきらめたりはしない

子供は楽しそうなことには 素直かつ貪欲で
親が言ってきかすより
友達が楽しそうに遊んでいるモノ・コトが伝染し
自然発生的に拡がっていく

そんな 遊びの力を使った
社会の “リ・デザイン” にコツコツ取り組んでいる

まずは 自分の子供たちに オモロの種を注入する
はまった子供たちは
小学校や保育園にも 旧くて新しい文化を持っていく

そんなこと誰にも教えてもらえない イマ時の子供たちは
まったく新しい文化として 吸収し 流行が生まれ 定着していく

実際 息子は 折り紙も
保育園・小学校で ささやかにブレイクさせてきたみたいで
文化の使者として頼もしいかぎりだ


Peace Study Notes

  ■かんたん かわいい おりがみ
    坂田英昭  東京書店 2008年


3年前 息子への5歳の誕生日プレゼントだ

仕事帰り 梅田のジュンク堂大阪本店で
膨大なタイトルの中から 1時間以上は吟味した覚えがある

やたら 大きくて重くて値段も高い
編集も粗悪な ユーザーに優しくない本が多くてびっくり

自信を持ってセレクトしたこの本の
バリュー・ポインツをば…

  ①ベーシックな内容
   最初の一歩だから コンテンツは重要だ
   「はな どうぶつ いれもの おもちゃ」のカテゴリーに分かれ
   作って楽しそうな シュアなセレクトが光る 

  ②コンパクトサイズ
   なんとも珍しいA5・横サイズ
   111ページで 約1cm位の薄さが嬉しい
   折り紙と一緒に持ち運べるモバイル性がママ泣かせやね

  ③見開きで完結
   基本 見開き2ページ分で完結
   日めくりで気分次第で 即アクセス可能
   五感に直結した 美しいデザイン

  ④造本
   開けたままページが閉まらない
   よって 子供が一人でも見ながら作れる
   (あたりまえそうで なかなかないで)

  ⑤ひらがな表記
   なんと 本文全部ひらがなやねん
   ことば覚えたての子供でも
   一人で読み 考えながら作れる

  ⑥オールカラー
   ビビッドな色使いに 製作モチベーション上がるで

  ⑦リーズナブル
   これだけの優れものが なんと1,050円(税込)!
   人格のファウンデーション形成としても
   安すぎる投資っす


むしろ 欠点を探すことさえ難しい 最高の折り紙本!
いい仕事してるのに サラッとして
押しつけがましさがないのがクールだ

兄妹・家族・友達に 新しい景色をエスコートしてくれる
究極の “One Size Fits All” といえるだろう 

使い倒すほどに 坂田氏の 未来の子供たちに対する
思いやり 優しさに ほっこり包まれる気持ちになるで☆

みんなも 二学期から origami・レボリューション起こしましょ~


Peace Study Notes



ぼくの実家のフリー・フォール式トイレの頭上に
謎の鳥カゴがある

子供の頃から勝手に
「昔の人がコウモリを飼っていた」 と思いこんで
夜中は特に ちょっと恐々とオシッコしてたんやけど

あらためてオトンに確認すると
オトンが物心ついた時からそこにあって
何か違う鳥を飼ってはいたみたいなんやけど
コウモリとは違ったみたい

シチュエーションから連想される
勝手な思いこみやったんかな
記憶とはずいぶんとあいまいなもんだ


$Peace Study Notes


でも たしかなことは
手先が器用なご先祖さまが 鳥を愛でるために
木材や竹を組み合わせて作った鳥カゴが
半世紀以上の時を経ても そこにあるということ
もちろん中は空っぽなんやけど 不思議な気配を感じる

長男でもあり 恥ずかしながら
我が家のルーツをほとんど知らない
知られざる先人のストーリーを伝聞し
子供たちに伝えていくのも ぼくたちの仕事なんだろう


踏み台を使って おそるおそる鳥カゴの中をのぞいてみた

小骨が散乱していたらどうしよう…

何もなかった 少しホッとした

たぶんこれかれも カゴを見るたびに
一生 思い違いは続くんだと思う

暗がりの止まり木に
するどいカギヅメでさかさまにぶら下がる
豚鼻の黒いヤツが 眼を光らせている 

ヤツは鳥類ではなく哺乳類
その不思議な立ち位置は 忍者のようにクールだ
空を飛べてうらやましい限りだが
紛れもなく ぼくらの仲間なんだ



ぼくの実家があらためて「田舎」だと認識したのは
小学校の1コ上の先輩家が たしか『田舎に泊まろう!』だったか
TV番組のロケ地になってたのを たまたま帰省中に観たときだった

懐かしい田園風景に
ずいぶんと年を重ねた農作業着姿のマサトくんの両親
二人の出逢いから結婚・出産 子育ての苦労など
ブラウン管越しに写る 素朴で飾らない笑顔・話しぶりに
思わず涙腺が緩んでしまった


Peace Study Notes

Peace Study Notes

オトン曰く カブトムシやクワガタムシは
小川などの水辺のクヌギや栗の木を好んで生息するらしい
当たりをつけて いい感じの栗の木の根元をチェック


Peace Study Notes

おぉ~ あっけなくカブトムシを発見!
しかも垂涎のオスやんけ~
小さいツノは つかみやすくするための
神のデザインとしか思えんわ

「自分がカブトムシだったら どこに住んだら気持ちイイか?」
という観点で辺りを見回すと
木の根元にワサワサと ゴキブリのようにいる いる!
日中は暑いから 湿っぽい土にもぐって
クール・ダウンしてたみたい

結局 ほぼ狭い範囲で
オス5匹 メス3匹のカブトムシ捕獲に成功☆

さっき捕まえたミヤマクワガタは
1匹だけやったし 写真だけ撮って逃してあげたわ


Peace Study Notes

興奮さめやらぬ 親子3代
さっそくオトンはどこからか探し出してきた
味付けのりの空きビンとミカン袋を組み合わせて
カブトムシ・ハウスのエクステリアを製作!

すかさず ぼくも裏山で拾ってきた
枯れ枝を組み合わせて インテリアのコーディネート

縦長の空間を最大限利用し
カブトムシのプライバシーにも配慮した
ケース・スタディ・ハウスの完成だ!

無い物は 文句を言う前に作ればいい
そんなシンプルな哲学が
我が家のDNAには刻まれているみたい

Peace Study Notes

夜が更けるにつれ カブトムシ達のテンションは上がり
1匹のメスをめぐって 激しい戦いを繰り広げるオス達
夜明けたら みんなバラバラになって
全滅してるんちゃうかという勢いで
手に汗をにぎるというか ほんまハラハラしたわ…

マイペースに スイカに頭を突っこみ続けてるヤツもいたり
なんか 人間社会を観てるような複雑な気持ちで
苦笑いやったね

戦いに勝ったオスは メスに覆いかぶさり
おしりから見た事のない物体がニュルリ…!
生き物の神秘を教えるには格好のテクストやけど
刺激が強すぎて 息子には声をかけることができなかった

翌朝 ぼくの気持ちとはうらはらに
オカンは満面の笑みで
虫たちの夜の営みについて嬉しそうに語ってたわ…

午前中には大阪に戻ったんやけど
カブトムシたちは オトンが育ててる
栗の木の林に逃してもらうよう頼んでおいた

また季節はめぐる
新しい命との再会が今から楽しみやね♪