完登した甲山をバックに 心なしか 息子が少したくましく感じる
山はその姿を変えることはないが
甲山の “前” と “後” では 微妙な心の変化が起きているんだろう
世の中が変わらなければ
自分自身が少しづつでも変わっていけばいい
甲山を下りると 北山貯水池が眼前に拡がる
北山公園への入口が全然わからず うろつくこと数十分…
えいやと奥の茂みを駆け上がると
「イノシシに注意!」の看板が印象的な山道を発見した
やたらと親切丁寧すぎるナビ社会に暮らしていると
少しぶっきらぼうな位の “つきはなされ感”が心地良い
自分で考え行動しないと 景色が変わらないというシンプルな原理
脳内のニューロンが活性化し バチバチ結合していく音が聞こえてくる
山林内は シダとササが生い茂る樹海で
特にシダの生命力溢れる緑色が 覆い包まれそうで怖いくらい
地球上の主人公は 決して人間だけとちゃうなと直感した
「大岩や 兵どもが 夢の跡」
山中は奇岩がゴロゴロ
クライマーの弟によると 北山公園はボルダリングの名所で
各段階における体感レベルの基準にもなっているらしい
動物がマーキングするように
眼をこらすと たしかにチョークの跡が戦いの気配を残している
実は 乾燥する冬が すべりにくく一番のシーズンみたい
春の訪れとともに ぜひ再訪したい
中腹の展望台からは 大阪湾まで一望できる
海と山が接近した 阪神間ならではの眺望だ
たしかに 少し視点をずらせば
自然こそ ぼくたちと共生すべきパートナーで
街はセコイ人間の思惑が渦巻く
はかなくもろいコンクリートジャングルに映る
阪急仁川駅
から ふた山越えて 甲陽園駅に到着!
北山公園内も 分かれ道が一杯あって
日暮れ前に抜けれへんちゃうかな!?
って ちょっとしたスリルが気持ち良かったわ
道中 ほとんど人には出会わず
こんな自由が拡がってるのに もったいね~
残念ながら 先ほど 夫婦で投票した候補者が負けたようだ…
やけど 真の目的を見失わず
緊張感をともなった まっとうな政治への第一歩を期待したい
本来 ぼくたちには 陽のあたらない密林のシダのような
少しの光を糧に成長していく生命力が備わっているはずだ
これからも パーティーが苦手なぼくたちだからこそ
何にもとらわれない 自由な旅を続けよう