♪Today's Music 『Chocolate Milk / Time Machine 』
イギリスでは人気があるらしい ニューオリンズのファンクバンド
泥臭さと洗練が マーブルチョコのように奇跡的にブレンドされた音
そういえば 今日はもてないBoyzにとって 年に一度の憂うつな日
けだるくヒップな メロウ・アフタヌーンのお供にゼヒ♫
ぼくはトートバッグ準備して寝ます おやすみ…zzz(涙)





A769キッチン で 古くからの友人に再会したような
あたたかい感情に包まれたその足で
大阪城の近所にある 大阪歴史博物館に向かった
「柳 宗悦 展 -暮らしへの眼差し-」だ
没後50年・日本民藝館開館75周年企画とのこと
東京・駒場の日本民藝館所蔵品の Best of Best な趣きやね!
あらためて 柳宗悦さんを俯瞰してみると
たぐいまれなる “理論と実践” の人だったことがわかる
「日常生活のなかでの抵抗の論理を作り上げる運動」
としてのカルチュラル・スタディーズにとって
心と身体をはって 極上のテクストを残してくれたことに 深い尊敬と愛情を捧げたい
人知れず全国に散らばる 木喰佛を探すべく 残された木喰上人の日記を追って
ほこりと泥にまみれて 山に分け入っていく 哲学者が他にいるだろうか?
その息吹を感じとるためだけでも 充分鑑賞する価値があるだろう
不思議と宗悦さんは とっくにこの世を去っているハズやのに
研ぎ澄まされた眼力で選ばれた工芸品の数々から
確かな存在感を感じるんよね 厳しくも優しいオーラに包まれてるというか
“柳宗悦の「眼」” として 次の言葉で綴っている
市井の人にさえ無心するさまは 相当に痛快でファンキーなエピソードだ
旅をして、どんな風物の細部でも見逃さなかった柳は、東北の市で老人の着ていたケラや、
山陰のバスで乗合わせた老婆の絣の前掛を懇望して分けて貰った。
雑誌「工藝」の口絵の新鮮さは、毎号皆で待ちかねて眼と心の拠りどころにした。
柳は旧いものも新しいものも、今までになかった角度から切り返して、
特別の新しさで美しさを見せた。柳の見方に決して二番煎じはなかった。
土も糸も木も金も、形の材料を持たずに眼だけで大した工藝を創作した。
また 同じく盟友 河井寛次郎さんの著作 『火の誓い』中の一篇では
陶芸家ならではの 本質を突いた端的な表現に膝を打つ思いだ
柳(宗悦)にささぐ
みにくいもの見えないめくら
美しいものしか見えない眼
人に灯ともす人
人の灯明に灯をともす人
道を歩かない人
歩いたあとが道になる人
「千利休」から 柳宗悦さんを経由して 「藤原ヒロシ」まで綿々と連なる “見立て” の精神と
ゲームの神様・横井軍平さんの「枯れた技術の水平思考」こそ
我々日本人にとって 最小にして最大の武器であることに
おエラい方々は 一刻も早く気付くべきなんだ
そうそう 宗悦さんの長男・宗理さんのプロダクツも展示されてたよ
ぼくんちの バタフライスツール(1956年デザイン!)は
結婚一年目のぼくの誕生日プレゼントに 奥さんから贈られたもの
失業保険から大枚をはたいてくれた気持ちがすごく嬉しかった
カラシ色の座布団は 何と奥さんの手作りである
オリジナルを買うと高いので インテリアショップで寸法だけ計り チクチク縫ってくれたんだ
今も昔も 毎朝 玄関で革靴を履くための専用イスとして 唯一無二の活躍を魅せてくれている
そんな ねぼけ眼に 活を入れてくれる 大切な同居人
ぼくの朝は バタフライスツールで始まる