こんばんは。
大坂なおみさん、全米オープン優勝しましたね
大坂なおみさんの急成長は、今のサーシャ・バイン コーチの指導によるものが大きいということで、あちこちで報道されています。その時によく取り上げられているのが、試合で思うようなプレーができなくて、ベンチで落ち込んでいるときの会話のシーンです。
「何イライラしてるの?」
「全部!」
「ぼくはよくやっているとおもうよ!」
「私は、そうは思わないわ!」
「なおみなら、できるよ!」
この後、大坂選手は持ち直し、この試合で優勝しました。
「よくやっている」「きみならできる」
大坂選手を承認している、信じているというメッセージが伝わります。
昨年12月からコーチをされたそうなので、本当に短期間で結果を出されたところを見ると、大坂選手がもともと持っている力がうまく発揮され、課題に対して前向きに取り組めるようなコーチングをされた成果なのではないかと思います。
「きみならできると信じている」と認められれば、自己肯定感や生きる歓び、意欲を高めることができます。
超一流のアスリートの人を見ていると、ずっと調子がよかったり、結果を残し続けることはまずなく、怪我をしたり、調子が上がらなかったり、と辛い時期を過ごすこともあります。
良い時も、悪い時も、継続して努力を続けることで、第一線で活躍できるのだと思います。
平昌オリンピック、スピードスケートで金メダルをとった、小平奈緒選手の試合後のインタビューがとても印象的で、今でもこの言葉が心に残っています。
「いい時も悪い時も、誰かが私を認めてくれていたので、ここまで頑張ることができました。」
誰かに承認されているという実感が、継続して努力する精神を支える大きな力になるのだと思います。
子どもにとっても、「あなたは大丈夫」「あなたはやれる」と言ってくれる存在が常にいることが、成長における大きな糧になることは間違いないと、大坂選手の成長をみて、あらためて実感しました。
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