それは本当に突然にやってきた。
先週末の夜、ラナの左目が突然開かなくなったのだ。
痛そうに まぶしそうにして、片目をつぶったままだ。
慌てて行きつけの動物病院へ行くと、目が真っ赤に充血
していて、診察してもらうと「白内障のようだ」と言われた。
「えっ?まだ4歳なのに?」「多分、若年性白内障ですね・・・」
青天の霹靂!! 凄いショック・・・
まずは目の充血を治してから詳しく診察した方がいいし、大学病院の
眼科を紹介しますと言われ、目薬を2種類もらって1日3回点眼して
1週間後にもう一度いつもの動物病院へ。
充血は良くなっていたけど やはり白内障でしょうと・・・。
この時点でラナの左目は白かった。
先生に紹介状をもらい 大学病院の眼科へ行くことにした。
初めてウチの近くにある大学の獣医学部付属動物病院へ行ってきた。
詳しい問診・エコーなどしてもらい 医師から説明を受けた。
結果、4段階のうち3から4の間 成熟白内障から過熱白内障
への段階になっていて、結構進行していたのだった。
その段階になると「水晶体原性ぶどう膜炎」になりやすいそうなのだが
まさにラナはぶどう膜炎になって目が充血していたのだ・・・。
白内障はいずれ右目も発症する。
だけど今回の診察の結果 右目は大丈夫だったのが救いだった。
左目は「明るいか暗いかしか解ってないでしょう」ということだった・・・
白内障は手術以外では治すことが出来ない病気。
人間の白内障は99.99%手術で治るそうだが、犬の場合は
92~93%の成功率で7~8%の確率で緑内障、網膜剥離、眼内感染などの
合併症が起こるらしい。
だけど 9割の確率でラナの目が治るなら、私たちは迷わず
手術してもらうことにした。というか 既に決心していたが・・・
医師は「私の経験上キャバリアの成功率はいい方です」と言ってくれたので
それを信じるしかない。
しかし、まだ炎症があるのですぐに手術することは出来ず、
炎症をしっかり治してから手術しましょうということに。
予定では 2週間後に手術、3~4日入院らしい。
この2週間でますます白内障が進行してしまうのでは?と聞くと
多少は進行するけど手術に問題ない程度でしょう、とのこと。
もどかしいけどしょうがないのだ・・・
思い返すと 本当にここ最近、光の当たり方で
なんとなくラナの左目が透き通っているような、ビー玉
のように見えていた時があった。その時はまだ全然白くなかった。
それが今思えば 白内障の初期段階だったのかもしれない。
だけど そんなことは微塵も考えず、ただの光の加減とばかり思っていた。
もう少し早く気づいてあげていれば・・・と、色々考えたし
悩んだし、落ち込んだ・・・・・。
今はとにかくラナの目を手術して治してあげること!
ラナ 頑張るよ!!!