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【JR西日本の珍車】魔改造の極み!技術試験車U@TECH(ユーテック)!嵯峨野線で撮影、吹田総合車両所で見た晩年の姿!
はじめに
今回ご紹介するのは、JR西日本が誇る異色の技術試験車、U@TECH(ユーテック)です!
いやぁ、この車両、なかなかのクセモノでっせ!
223系の試作車に、マリンライナーで活躍した213系を組み合わせた、まさに異色の3両編成。しかも、ただの寄せ集めではなく、最新技術の試験を担う特別な車両として誕生したのです。
ぺぺは、嵯峨野線で走行シーンを撮影。そして、吹田総合車両所では晩年の姿も記録することができました。
今回は、U@TECHの誕生秘話から種車の歴史、驚きの魔改造、そして引退まで、その魅力を関西弁たっぷり、笑いも交えて振り返ってみたいと思います!
1.U@TECHとは何者や?走る実験室の登場!
U@TECHは、JR西日本が次世代の鉄道技術を研究・開発するために製作した技術試験車です。
2004年に登場し、通信技術や列車制御システム、省エネルギー技術など、未来の鉄道を支えるさまざまな試験を行いました。
その名前にも、未来への思いが込められています。
Uには、You、Urban Network、Ubiquitous、そしてFutureなどの意味があり、TECHはTechnologyの略。お客様と未来の鉄道技術をつなぐ存在というわけです。
見た目は青を基調とした独特のデザインで、一般的な通勤電車とはひと味違う雰囲気。
しかし、中身は本格派!
高速大容量通信や新しい列車制御技術などを試験する、まさに走る鉄道研究所です。
普通の電車なら、お客さんを乗せて目的地まで運ぶのが仕事。しかし、U@TECHは未来の鉄道を作るために走るのが仕事。
言うなれば、電車界の大学院生!しかも研究テーマが盛りだくさんで、卒業するまで大忙しですな!
2.驚きの種車!223系と213系の異色コラボ
U@TECHの最大の魅力は、なんといってもその種車です。
編成は3両で構成され、それぞれ異なる経歴を持っています。
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クモヤ223-9001:223系2000番台の試作車を改造
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サヤ213-1:快速マリンライナーで活躍したサハ213-1を改造
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クヤ212-1:快速マリンライナーのグリーン車、クロ212-1を改造
なんと、223系の試作車と、瀬戸大橋を渡っていたマリンライナーの車両が合体!
普通なら、車両の形式も用途も違うので、なかなか実現しそうにない組み合わせです。
ところが、そこはJR西日本の技術力。使える車両を活用し、新たな技術試験車へと生まれ変わらせました。
まさに鉄道車両のリサイクルを超えた、再就職支援プロジェクト!
しかも、元グリーン車まで研究用車両になるとは、車両たちもびっくりしたことでしょう。
3.元マリンライナーのグリーン車が大変身!
特に注目したいのが、クヤ212-1です。
この車両の前身は、クロ212-1。快速マリンライナーで活躍したグリーン車です。
瀬戸大橋を渡り、瀬戸内海の景色を眺めながら乗客に快適な旅を提供していた車両でした。
ところが、マリンライナーの車両置き換えによって、従来の役目を終えることになります。
ここで普通なら、廃車への道を進むところですが、JR西日本は違いました。
なんと、技術試験車の制御車として再生!
かつてはグリーン車として乗客をもてなし、今度は未来の鉄道技術を支えるという、見事な転身を果たしたのです。
いやぁ、これぞ車両の第二の人生!
グリーン車時代には豪華な旅を演出し、技術試験車になってからは研究設備を搭載。ずいぶんと仕事内容が変わりましたな。
人間でいえば、ホテルのコンシェルジュから研究所の技術スタッフへ転職したようなものです。
しかも、元マリンライナーの中間車サハ213-1も一緒に編成入り。
瀬戸大橋を渡っていた仲間同士が、今度は技術試験車として再び手を組むことになったのです。
4.223系試作車も魔改造!クモヤ223-9001の秘密
もう一方の主役が、クモヤ223-9001です。
この車両は、1998年に製造された223系2000番台の試作車が前身です。
もともとは車体構造などを検証するために製造された車両で、量産車とは異なる特徴を持っていました。
その後、試験を終えて役目を終えた車両が、2004年にU@TECHの一員として再び活躍することになります。
ここからが本領発揮!
単なる塗装変更ではなく、さまざまな最新技術を搭載する大規模な改造が行われました。
永久磁石同期電動機をはじめとする新技術や、各種通信・制御装置などを搭載。さらに、列車制御システムの試験にも活用されました。
もはや、元の試作車の面影を残しながら、中身は未来の鉄道技術が詰まったハイテク車両です。
車両の歴史を知らずに見れば、青い変わった電車やな、で終わってしまいそうですが、その正体を知れば驚きの連続!
試作車から技術試験車へと進化した、まさに魔改造の見本ともいえる存在でした。
5.ぺぺ、嵯峨野線でU@TECHを撮影
そんな珍しいU@TECHを、ぺぺは嵯峨野線でたまたま撮影しておりました。
嵯峨野線といえば、221系や223系などの営業列車が走る路線。そこに、ひときわ目立つ青いU@TECHが登場するのですから、鉄道ファンとしては見逃せません。
一般的な営業列車とは異なる独特の外観、試験車ならではの装備、そして異なる経歴を持つ3両編成。
どこを見ても個性が強い!
しかも、車両の経歴を知っていると、撮影時の楽しさも倍増します。
先頭車は223系の試作車、中間車と制御車は元マリンライナー。まさか、こんな異色の組み合わせが実現するとは!
嵯峨野線での撮影は、U@TECHの貴重な記録となりました。
普段は営業列車が主役の路線で、技術試験車を撮影できるというのも、鉄道趣味の醍醐味です。
2015.10.13
6.吹田総合車両所で撮影した晩年の姿
そして、ぺぺは吹田総合車両所で、U@TECHの晩年の姿も撮影することができました。
かつては最新技術を搭載し、鉄道の未来を担って走り続けたU@TECH。
しかし、時代の流れとともに、その役目を終える時がやってきます。
2019年3月31日付で、クモヤ223-9001、サヤ213-1、クヤ212-1の3両は廃車となりました。
1998年に製造された223系試作車をルーツとするクモヤ223-9001。そして、マリンライナーで活躍した213系の仲間たち。
それぞれ異なる経歴を持つ車両が、一つの編成として未来の鉄道技術を支え、最後はその役目を終えたのです。
吹田総合車両所で撮影した晩年の姿は、そんなU@TECHの歴史を締めくくる貴重な記録となりました。
現役時代の嵯峨野線での走行写真と、吹田総合車両所での晩年の姿。
両方を記録できたことは、ぺぺにとって大切な鉄道写真の思い出です。
2017.10.28 吹田総合車両所
7.U@TECHが残した鉄道技術の足跡
U@TECHは、単なる珍車や魔改造車ではありません。
次世代の鉄道技術を研究するために製作された、重要な技術試験車でした。
高速大容量通信、列車制御システム、省エネルギー技術など、未来の鉄道を支えるさまざまな分野の試験を担いました。
特に、地上と列車をつなぐ通信技術や、新しい列車制御の研究は、鉄道の安全性や運行効率の向上につながる重要なテーマです。
その研究を支えたのが、223系の試作車と、元マリンライナーの213系という異色の編成でした。
それぞれの車両が持つ特徴を生かし、新たな技術試験車として活用する。
限られた車両資源を有効に使いながら、未来の鉄道技術を開発するという、JR西日本らしい取り組みだったといえるでしょう。
8.まとめ!ありがとうU@TECH!
今回は、JR西日本の技術試験車U@TECHを振り返ってみました。
223系の試作車をベースに、マリンライナーで活躍した213系を組み合わせた、異色の3両編成。
元グリーン車が技術試験車へと転身し、元試作車が最新技術を搭載した研究車両として再び活躍する。
まさに、鉄道車両の歴史と技術が詰まった特別な存在でした。
ぺぺは嵯峨野線で走行シーンを撮影し、吹田総合車両所では晩年の姿も記録することができました。
こうして振り返ると、U@TECHは単なる珍しい電車ではなく、JR西日本の技術開発の歴史を象徴する車両だったことがよく分かります。
それにしても、元試作車と元グリーン車が一緒になって、未来の鉄道を研究するとは、なかなか大胆な発想ですな!
鉄道車両も、役目を終えたからといって、すぐに引退するとは限らない。新たな技術を搭載し、別の役割を担って活躍することもあるのです。
U@TECHは、そんな車両の可能性を見せてくれた存在でした。
嵯峨野線での走行シーン、そして吹田総合車両所での晩年の姿。ぺぺにとっても、忘れられない車両のひとつです。
ありがとう、U@TECH!その個性的な姿と、未来の鉄道技術に挑んだ功績は、これからも鉄道ファンの記憶に残り続けることでしょう!



